未来のことだけ考えて生きるって
なんだかとってもカッコ良さそうだけど
これから生きていくうえで
過去は参考にならないのだろうか。
上手くいったことだけ貯めておくって
ずいぶんポジティブなことのようだけど
同じ轍を踏まないために記憶した
失敗は参考にならないのだろうか。
過去のことばかり考えながらというのも
失敗したことだけ頭に残ってしまうのも
それはそれで困ったことだけど
思い出したくない過去や恥ずかしい失敗が
今の自分の一部を作っているとも
言えなくはないんじゃないかな。
私は前を向いて走ってさえいれば
明るい未来の扉がいつか開くって
思っていたけど、ちょっと待てよ、と。
今までもじゅうぶん前を向いて
走ってきたのに明るい未来の扉が
目の前に現れたことがない(笑)。
いや、ちょっとはありますよ。
いやいや、かなりありますけど、
いずれの扉もそれほど大きくはない。
セキセイインコの巣箱の掃除口くらいかな。
これはひとえに過去や失敗を蔑ろにしたとか、
あるいは頑なに見ないように
してきたからなのではなかろうかと。
週末に天気が回復してきたら
そのあたりのことをなんとなく考えながら
大股速足ウォーキングしようと思っています。
そしてこのことについて
なにか書きたくなったら続きを書こうと
思うのだった(笑)。
※今仕事の合間と寝る前に読んでいる本。
すごく面白いし驚くようなことがいっぱい。
外国の書籍は訳者がイマイチだと
理解するのに戸惑いがちになりますが
この本、塩﨑香織という方が訳されていて
なんの違和感もなく読み進めています。
3,520円とちょっと高価な本ですが、
目から鱗を落としたい方にはオススメです。
まだ読み終わったわけではないので
読後感想はいずれ書きます。