なのに何故ホルンだけが左手なのか?
たしかに吹奏楽では、ホルンの代用で、「メロホン」いうのがあります。かなり合理的な発想から生まれたのでしょう。バルブはトランペットみたいな形状で右手指で操作します。本物ホルンよりも一巻き少ないので、同じF管でも倍音が少ないから、音が…いわゆるひっくり返らない。まあ、中学生くらいでもホルンもどきの音が出せる楽器です。
ご興味あればこちらを参照してください。
ここから本題です。
私はようやく、その理由がわかったような気がします。
要は、ホルンの右手は左手よりも難しい動きが要求されているのです。
ナチュラルホルンをはじめて、気づきました。
右手の重要性を実感したからです。
しかもこれはフレンチホルンにも通ずると気づいたのでした。
端的に言ってしまえは、ナチュラルホルンの右手の形でもフレンチホルンは演奏できるが、この逆は成り立たないのです。
今のモダンホルンは楽器の性能が高いから多少いい加減な右手でもなんとかなってしまうわけなのです。
ちゃんとやるならナチュラルホルンのハンドポジションが基本なることに、今頃になって目覚めたわけなのです。
話はメロホンに戻って…
もし、仮に、狩のホルンの…左手で楽器をもつとの名残りだけなら、合理性を追求すると、遠の昔にそんな考えは棄てて、ウインナホルンあたりから、メロホンみたいな発想になっていたはずです。
つまり右手でバルブ操作する楽器に変身してたと思うのです。
そんなわけで、ただ今ナチュラルホルンに熱中してます。
ホルンの右手の深さを感じて、ここ数ヶ月は、右手の研究です。
これはもちろんフレンチホルンにも通じますからね。
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