それほど超有名なホルン専門店。
東京渋谷にあります。
創設者の吉田邦夫社長さんは、戦後、日本に海外のホルンを普及させた立役者的存在。
もちろんお店を始める前はプロオケでのホルン奏者でした。
だからホルンを見る目は確かです。
こんなパイオニア的存在のホルン専門店なのですが、今まで訪れる機会はありませんでした。
つまりは今回が初来店。
それだけでも「記念すべき日」なのです。まさにマイイベント!
目的は、ネロオリジナルナチュラルホルンの試奏でした。
ネロ楽器では、オリジナルのナチュラルホルン(一式)を中国で作らせているという情報は以前から知っていました。
驚くほどの廉価なので、ホームページを時々チェックしてましたが、入荷のお知らせはさっぱりだったのでした。
ところが、最近知り合いとなったホルン仲間からネロに久々に1台入荷したとの情報をいただき、即、ネロ楽器に確認して試奏の申し込みをしたのでした。
中国産と入っても、ネロ楽器での厳しい検品検査に合格したものですから安心です。
とはいえ、吹いてみないことには分かりません。。
応対してくれた女性店員さん(やはりホルンを吹く方)もとても親切丁寧で、
Fナチュラルホルンをセットして置いていただけたので、来店してすぐ試奏ができました。
期待以上です。文句なしです。
倍音が無理なく低音から超高音域まで軽く出ます。
他社のコピーモデルではなく、ネロ楽器のオリジナルで、その都度改良が施されているとのこと。
その心遣いに感心しました。
なお午後からはオケの練習がありましたので、オケ仲間のSzさんをお誘いしていたのですが、、少し遅れて来店した彼はネロオリジナルのワグナーチューバをとても気に入った様子でした。
これも吹かせてもらいましたが、とても温かみのある良い音色でした。
次第に、社長さんとの会話もはずみ、お店に展示してあるホルンを次々と社長さんからの説明を受けながら吹かせてもらいました。
社長さんに自分の音を聴いてもらえて嬉しかったです。
自分の楽器も見てもらいました。
シリアルナンバー三千番台の40年近く前に購入したアレキサンダー103です。
ベルだけ外して、ベルを手でコンコンと叩くと、音がしますが、その音でわかるみたいです。
確かに私のベルは「バケツ見たいな音でした」かなり金属疲労が進んでいるとご指摘を受けました。
(なんか、スイカをコンコンって叩くのに似ていますね)
すると、お店に展示してあるおススメ品(リコキューン)を持って来て吹いて比べてみてと。。
おおー、これがリコキューンか、、初めて吹きましたが、若々しくて音に張りがあります。
鳴りが違います。
このリコキューンの方が大きなホールで吹くなら音の通りもよいので私にはオススメだとも。
もうアレキサンダーは卒業してもいいのではとまでおっしゃっていただけましたが。。。
さすがに、これは貯金しないと買えませんね。。でもとてもいい楽器です。
こんな感じで楽しいひと時でした。結局1時間半ほど居ましたね。
本当はまだお邪魔していたかったのですが、オケの練習に間に合うようにとお店を出たのでした。
昼を食べている時間がなく、そのあと夕方まで、エロイカの1番ホルンを吹いたのでした。
あー、充実の1日でした!
結局、試奏したネロオリジナルナチュラルホルンは、どうしたかって?
それは、「ひ・み・つ!」
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