鶏肉をがぶりと食べて赤ワインを飲んだら…
ここのところ休息しているホルンの…そうですあのぼっちくんの大好きなホルンの来年の目標が定まりました。
ずばり「本番ノーミス演奏」です。
ボウリングでいう…全部ストライク…つまりは「パーフェクト」。(昔、流行っていた頃TVでみました。)
プロボウラーがストライクを連発して…あの神がかりのストライクラッシュをドキドキしながら見ていた心境。。。ノーミス演奏はこれと近い感覚がありますね。
当時、大学生でオケ歴まだ2~3年目くらいだっと思います。都内のM管弦楽団にいたときに、、ノーミスで吹き切ったことがあります。
ホルンって、よくプルンとかなってしまうのですが…後にも先にも、音程を含めパーフェクトに吹けたのはこのときだけです。
そのときの2ndホルンは、今とおんなじFeちゃんでした。(高校時代からの腐れ縁ですね)
曲目は、「モーツァルト フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299」。
今でも忘れられませんが、一楽章を終えたあたりから、まだ音を一つも外していないことに気づき、ハッとしました。
もしかして初めてパーフェクトを狙えるかもと、、それから妙に緊張しだしたことを覚えています。
まさにボウリングのパーフェクトを狙う感じでしたね。
小編成の曲ですから外したらそれこそ目立ちます。
譜面ヅラは優しいのですが、モーツアルトらしく吹くのはそれなりに大変です。
でも、その頃は、単純な曲なら外さないことが当たり前と思っていた、いわば怖いもの知らずでしたので、あっさりとノーミスで吹き切ったのでした。
演奏後のレセプション(打ち上げ)は、昼間だったこともあり、公会堂内の和室でのお茶会でしたが、、
司会の方が団員の皆さんに感想を一言ずつお願いした際に、特に木管のおじさま(オジカル;おじさんカルテットの略)たちから、「フルート、ハープのホルンは素晴らしかった」と。。何度も褒めてもらいました。ちょっと照れてしまいましたね。
実は、その日のメインプログラムは新世界(私はおり番)だったのですが、終楽章のソロをちゃんと決めたホルンのSオジさんのことは話題にならず、Sさんがため息ついてホルン族には大受けでした。でも、そのくらい「フルート&ハープ」のホルンはインパクトがあったのですね。
後日、Feちゃんと車中で(当時はカセットテープの)リプレイを聴いたのですが、、木管オジカルの方たちが絶賛するのも頷けました。
ホント、ノーミスって気持ちいいですね。
今は20代の頃とは違い、ホント「怖いものだらけ」ではありますが、そろそろノーミスが当たり前、それを自然体で吹けるようにしたいですね。
今の私ならできます。自分を信じましょう!
来年は、精神的にも、肉体的にも…さらにグレードアップですね。
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