ティアルの旅 「大航海時代Ⅳ ~PORTO ESTADO~」より

・街づくりイベントに挑戦!
・交易の秘訣(?)もおりまぜながら、航海日誌風に日時の記載にも努める。

第60章 19年目の大勝負 ―エスカンテとの決戦および自分たちの街づくりー

2010年02月06日 | 日記
1月4日 ハバナ (オリーブ油232→1701 塩344→2484 サフラン1325→2624 アーモンド1368→2925)
 
 ハバナからの砲撃はおざなりだったので、あっさりと入港できた。そして、一気に投資をして独占契約。
 そのまま酒場に居座り、ヴェラクルス以外のカリブのシェアを買収。
 真っ先に買収したジャマイカにはゲルハルト艦隊を、次に買収したサンファンにはイアン艦隊を呼び寄せ哨戒させる。

 「まったく、参謀だけが奮戦かよ!」なんて言いながら、フェルナンドはどことなく楽しげ。
 なにしろ、アジアから地中海への旅路ではみんなだれてしまって、「以下に当てはまる者の人物名を答えよ」
なんて、クイズができそうな状態だったのだから。
 「頼む、その話はここではしないくれ、俺たちの品位にかかわる!」
リョケが真顔で頼み込んでくるのでこれ以上書くのは止めておこう。
ちなみに、リョケはちっともサボらなかった。彼の名誉のために付け加えておく。

 私たちが、酒場に座り込んでいたころ、エスカンテもファンと思い出話にふけっていたらしい。

 一方、私たちはと言えば・・・
 「マリアを見習って、私たちも自分達の街を作りたい!」
 「ふるさとは、太平洋岸で交易に不便だから、南米東海岸で・・」
 酒場の人たちも一緒に考えてくれて、カラカスという街の名が挙がったのだが、なんとなくリョケのはぎれが悪い。

 途中の街と独占契約を結びながら、カラカスまで来ると、なんのことはない、そこを占拠していたのは、リョケの仲間だった。
 結局、とんちんかんな、街の総督を丸め込み(これもマリアから習い覚えたの)、しっかりと軍事投資をした。

 イアンとゲルハルトが交通の要所をおさえて、エスカンテ軍を阻んでいてくれるので、安心して、カエンヌ・ペルナンプーゴまで、独占契約を結びに行くことができた。

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 さすがのイアンとゲルハルトも、1年間にも及ぶ哨戒任務で疲労し、持ちこたえられなくなった。それぞれ 船を1艘づつ失った。

 彼らの船を沈めたエスカンテ軍はカエンヌまで来て ヴェルデを目指して出航して行った。
 私たちは、ペルナンプーゴから取って返して、エスカンテ艦隊を追いかけ、追いかけ、太平洋で2回 海戦を行い撃破した。
 だって、エスカンテ軍にアフリカや北海に逃げ込まれると厄介だもの。

 最後は、ヴェラクルス沖で、ファンの艦隊と形ばかりの海戦を交え、エスカンテ軍は解散した。

 さすが、海賊退治のゲルハルト殿、私が、カラカスの投資に励んでいるうちに、エスカンテ軍の大半を片付けてくれた。
 そして、イアンが、サンファンでにらみをきかせていてくれたおかげで、地中海に逃げ込まれずにすんだ。

 ヴェラクルスでは、「太陽と月のピラミッド」を発見した。

 こうして、1年が終わった。

     画像 :チチェンツァ


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