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気性難の形

2024-05-28 18:26:54 | 一口馬主

先週出走のアドマーニは残念ながら変わり身が見られず14着という結果になりました。
一度レースに出たことで経験による慣れは確かに感じられましたが、
古賀調教師によると本気で走っていなかった可能性があるとのことです。
実際のところは分かりませんし、まだレースというものへの理解が不足しているだけかもしれません。
ただ、言い方を悪くするともしかするとレースでは手を抜いて走っていたかもしれませんね。


競走馬はインブリード(近親婚)を重ねて行った結果、気性が難しい馬が多いのは事実ですが
人間でいえばメンタルの問題と考えると、気性難にも色んなタイプがあるのだと最近認識を改めています。

1.レース前やレース中に体力を消耗してしまうタイプ
もっともイメージしやすい例で、ゲームなんかだと気性難の典型。
入れ込みや掛かりやすいタイプ。闘争心が強すぎる感じでしょうか。
こういうタイプは騙馬による抑制効果はありそうです。

2.我がまま・こだわりが強いタイプ
1と似ていますが、闘争心というよりマイルールが強く
人間に従わない、我が強いタイプ。熊癖や旋回癖があるのもそこから?
ゲート嫌いのルーンサフィールなんかはこのタイプのイメージです。
騙馬による抑制効果があるのかは分かりません。(素人目線では無さそうにも思います)

3.臆病・敏感でパニックを起こしやすいタイプ
1・2の逆で馬体重が増えない問題を併発しやすい気がします。
レースで揉まれ弱かったり、勝負弱いするので
馬具による矯正やレース展開に注文がつくことが多いと思います。
しかし問題はレースに出られる前にデビューまで馬体重が増えなかったりして
ビシバシ鍛えられなくて乗り込みが十分にできないのも大きい気がします。

4.手を抜く・集中力が続かないタイプ
レース中に問題が出るので厄介ですね。今回のアドマーニがこのタイプの疑惑がw
馬具による矯正ができるかというと、そう簡単でも行かなさそうで
現にアドマーニは次走では(レース中に刺激を与えて意識をレースに向けさせるために)ブリンカーを外すそうです。
地道に教え込む必要があるのでしょうけど、素人目にもこの問題の改善は厄介ですね。

出資の段階では、1、2は歩様動画から煩そうな仕草がないかでチェックするしかなく
(もちろん良く見せるために歩様動画は何度かリテイクされていると聞きますので
たまたまそうした面が出てないともはや絶対に分からない気がします)
(1、2と)3に関しては様子見が可能ならしばらく近況を見て判断するしかないでしょうね。
ただ臆病さや敏感さは幼駒にはありがちな面なので一概にそうコメントされたからと言って
デビュー後まで同じだとは限らないので見極めが難しいと思います。
そして4に関してはレースで走るまで分からないので、正直出資段階では もはや何とも・・・
兄姉の傾向から計るとかでしょうか(とはいえ兄や姉と同じとは限らないのでそれも無理な気がします)。。。

そしてここまで気性難と言ってきたものの中には大きな意味で性格みたいなものに属するものもありますので
性格なんて個々それぞれですから、出資段階で推し量るとかなかなかの無理ゲーな気がしますw
じゃあアウトブリードの馬を選ぶ(5代以上遡るとアウトブリードなんてどの馬も無さそう)とか
大人しい馬が良い(逆に闘争心もなくて活躍するのか??)とかそう簡単な話でもありません。
一口馬主の難しさをまた一つ分かって気がしますね。


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