忘れないうちに、演題などをメモっておこう。
都民芸術劇場とやらの主催で、コンサートに行ってきやした。
いつも競馬しかやっていないような輩が何でいきなりクラシックコンサートかといいますと、社のおじさんが行く予定だったのに、その夜は2件予定をブッキングしていたらしい。あ、コンサートを入れると3件だけど。
要は仕事がらみ(絡んでないけどね、全く)の2件は時間をずらして参加するけど、妻と共に行くコンサートをキャンセルした。だから、チケット1枚あまっていますが、誰か行きませんかという話。
演題が、チャイコフスキー2連発だったので思わず手を挙げました。
チャイコフスキー好きだ。
でも、ラフマニノフも好きだ。
でも、もっと好きなのは、ワグナーだったりする。あの大仰な大上段に振りかぶったところが大好きだ。
渋谷の東急BUNKAMURA、オーチャードホールの杮落としのバイロイトのワグナーring、4夜ぶっ通しに4夜とも行った…。3夜目くらいから、なんか色々もうどーでもよくなってきたけど、チケット代が高かったから、無理やり4夜目も行った…。さすがに具合が悪くなって、以降ワグナーは半年位聞かれない体調に陥った。アレは、聴く方にも相当体力がないとついていかれないシロモノだということを悟った。故に、まだバイロイト音楽祭へ参加したことはない。旅行代金が高いとか言うわけじゃないんだぞー!
そんなことはさておき、details as following. (ナゼいきなり英語?)
グリンカ: 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 with 諏訪内晶子
チャイコフスキー: 交響曲第5番
アンコール
チャイコフスキー: ロシアの躍り「くるみ割り人形」より
エルガー: 愛の挨拶
ビゼー: 闘牛士の歌「カルメン」より
指揮: トゥガン・ソヒエフ
演奏: トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
でした。
さほど肩肘を張った演奏会ではなかったので、気楽に聴かれましたよ。じゃ、肩肘張ったのはどんなのだって話になるけど。バイロイトとか、ウィーンフィルのニューイヤーとか、ベルリンフィルのジルベスターとか…。こってこてのものしか想像できないや。
コンクールもまた違った意味で肩肘張るけど。
楽しかったー。
おっさんのベターハーフともお話をしましたが、ありゃー、京都のお嬢だな。相当スノッブなものを感じた。久々にザーマス系マダムとの遭遇だったが、有意義なお話が多かった。
C♯と、D♭は違うのよ。と言われた時、それって、弦楽奏者の感性だろうなと思った。なんちゃってクラリネット奏者とか、なんちゃってピアノ弾きますの人間には、その意味は分かるけど、具現化できないもの。(なんちゃってじゃない人は当然できる)
同じように、♯♯ダブルシャープとか、♭♭ダブルフラットの意味はもうなんだか、イマイチどころか全く分からない。C♯♯ってDじゃないのか!って。
ところで、諏訪内のヴァイオリンはストラディヴァリの「ドルフィン」ですってよー。あーら、だから高温の響きが素晴しかったのね!的な会話がそこかしこで聞かれたような気がします。
圧倒的に、初老の男女、男は妻(じゃないかもしれないが)と或いは単体、女性は圧倒的に女子同士の来場者が多かったです。男同士は見かけませんでした。
男単体ってなんか一言ありそうな屈折したおっさんが多かったんじゃないかという色眼鏡で見ていました。女性は、なぜあのように着飾ってくるのだろう…と、実はコンサートのことをすっぽんと忘れていて、ジーパンといういでたちで我は行ってしまいました。でもそれで十分だと思ったのだが…。
そんな月曜日の夜だった。
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