毎日、原発のニュースを聞く度に、このことにケリがつかないと、震災後の復興は開始されないのではないかと思われます。
足並みをそろえる必要はないのかもしれませんが、後から行くものにしてみれば、置いて行かれた感は否めないのではないかと思う。
で、イマサラながらナゼ原発がイヤなのかという自分の根底を探ってみたいと思った。
おそらく発端は某NHKで見た太平洋戦争原爆のことだと記憶している。その何万人もの人々が犠牲になり、今もなおその後遺症に苦しめられている、放射性物質というより、ウラン236とか237、239とかが引っかかったんだろうな。
核融合よりも核分裂の方が多大なエネルギーを作り出すことができるという話から、その核融合を人工的にさせることによ原子力発電が可能になる。というところに落ち着くわけで。
自分では、原爆と出所が同じものを、よく日本の国土の中に保有する気になったな、というある種の嫌悪感から出発したものです。
実家は中部電力管内で、中部電力というのは県内のビッグネームであり、大スポンサー、優良クライアントであることは想像に難くありませんな。
ある時、織り込みチラシのようなものを目にした時、言いようのない違和感を覚えたのは、
「原子力発電所から流れ出す使用後の水では、たった5℃しか海水の温度が上がりません」
というようなものだったことを鮮明に。
「5℃の海水温の上昇」
を
「たった」
で済ますそのセンスのなさが子供心に胡散臭く思われたのは間違いないことですな。
考えてみろよ、37℃のお風呂はぬるいかもしれないけど、42℃の風呂は熱くないですか?そこの5℃差は大きくないんだろうか、魚に…と考えてしまった訳ですわな。
子供が釈然としなかったものをかかえたまま、今日に至り、釈然とせぬまま事故が起き、やっぱり動物の直感は正しいんだなと思いました。
ホントにこれがいい機会だから、考え直せ、オレたち。
それより、この電力危機を植えつけようとしているのは、その原発推進論者じゃないのかというのもなんとなくうなずける話ですね。
夏はアロハで過ごしたいと思いまーす、よろしく。
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