この間、深夜番組をザッピングしていたら、NHKBS2かなんぞで、城マニアが一堂に会してクイズをやっておった。
そこのマニアの中に、例の伊達チンの兜をかぶった輩がおって、あれって重くないのか?とか、ムレないのか?とか、じゃまじゃね?などと考えていた時、目に留まった本棚の「馬上少年過ぐ」思わず手に取ってしまいました、懐かしー!
ところで、日本の城の中でマニア推薦№1は上田城だというのでびっくり!
うぇぇぇぇぇ~っ?!
あそこの桜は最高だよ。上田高校の人いいなあと常に思っている。
自分的好きな城№1は松本城、№2が上田城です。
それにしてもクイズ厳しすぎて、1つくらいしか分りかねますだった。
さて、伊達政宗チン…。
身長159cmだったとか、血液型B型だったとか、煙草を健康上の理由で1日3回吸っていた(2回か?)とか、料理が得意で、ずんだ餅を考案したとか、最高のもてなしとは、旬の食材を使った料理をシンプルに云々と言っていたとか、その逸話は枚挙にいとまがないものの、
司馬遼太郎さんが扱った伊達チンの話がこれだけであるというのが、この人の有名ぶりというか、知名度の高さを物語っているような気がする。
遼太郎さんはもう少し知名度の低い人を取り上げるのが常なので、たとえば、河合継之助(これでいいのか字?)とか、鈴木重秀(雑賀孫市)とか。
まもなく死にゆく老人(伊達政宗)の思い出話が淡々とつづられているのだが、ホントに、楽しそうに生きたんだなこのじいさんは…。という感想。
父の輝宗が殺されるのも腹くくって当主として見ていたし。
「馬上少年過ぐ」は伊達チン自身が作った漢詩(?)。
才能のある人は何をやっても味のあることをするもんだ。
しかも、ベンチャーのぽっと出の人ではなく、長く続いている伊達家の17代当主が、この才能を持っていたということが、とてつもなく大事だったような気がする。
もう少し長い小説なら、遼太郎さんはどんな書き方をしたんだろうか?
それとも、この短編ぶりが、遼太郎さんの伊達チンへの興味の表れだったのか。
ところで、この本320円だよ、しかも昭和54年第4版だって…。
自分若かった!
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