ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

屋久杉のはなし

2017-02-06 21:18:31 | 興味を引くもの

例によって、競馬帰りに府中Ise-Tangに立ち寄った。大九州展が8F催し物会場でやってたからな。大何とか展は、北海道が1番楽しいかな。その次は京都といってもイノダコーヒーのみ。
九州ってナニ?中津の唐揚げ、長崎ちゃんぽん&カステラ、鹿児島ラーメン…、沖縄って入ってるのかな?沖縄は沖縄展が単体で開けそうなんだけど。八女茶ソフトを食いましたよ、
あっさりしたのも好きですが、クリーミーで美味しかったですよ。1日15個限定のアップルパイないかなと思ったけど、18時だし案の定ない。
エスカレーター脇で屋久杉の加工品の展示即売会をやっていたので、冷やかし程度に寄ってみた。ところで、屋久杉って切っていいのか?
「屋久杉は切れないですね。この加工されているのは、掘り出された屋久杉なんです」
掘り出された?なんのこっちゃってことで、お兄さん(絶対年下)から今まで全然思いつきもしなかった屋久杉のことを教えてもろた、超面白かった。

・屋久杉を扱えるのは4つの業者。
・屋久杉は1000年経たないと「屋久杉」という認定が下りない。
・昔は人力で木を切るので、切り終わった切り株を掘り起こすことがなく、色々なところに埋まっている。
・たまにものすごく巨大な根が掘り出される。写真見せてもらったけど、人の身長よりでかい切り株。
・出て来た根っこを自衛隊の重機でぼりっと掴んで引っこ抜く感じらしい。
・10か月乾燥させて、扱い可能な4業者全員が「え~、オレんちコレ要らないわ~」ってなったら、ダレでも参加自由の公開セリになるらしい。
・でも、九州の金持ちceoが買ってくらしい、何にしているのかは不明だが、多分所有することに意義を見出している模様。
・たまに入っている黒い斑紋はコブ、希少なんだと。
・単なる湯呑に見えた入れ物が12万円と書かれていて二度見する。
・杉の木についている香りは、樹齢2000年のモノは2000年その香りがなくなることはない。
・穴が空いていても、一興、それも味がある。
・使っているとツヤが出るので経年による色の変化が楽しめる。
・ツヤツヤしてるのは塗料ではなく杉の脂。
・根の上を踏まれると気が痛んでしまうので、観光ルートは限られている。
・置いてあったテーブルの天板は、水平に切ったものではなく、垂直に切られて加工している。でも。年輪が入り込んでいる。
・加工品を選ぶときは、年輪が真っ直ぐになっているものの方が価値が高い。
・毎回購入する人がいて、今回も高額商品を買いに来るんじゃないかな。
・1回購入すると、ハマる人はハマる…。

知らない世界を垣間見るのはなんて楽しいことなんだろう。
屋久島へ行ったことないよなということで、そのうち旅行したいな。 
 

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