ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

移殖について

2008-09-10 23:15:08 | 病&薬

「●●君を救う会」に協力をというメールが社にやってまいりました。
心臓病を患い、心臓移殖しか生き残るすべはないので現在移殖待ち、しかもunder 15歳なので、国内での臓器提供が禁止されているため、渡米してのドナー待ちという状況だそうです。

そして、この「
●●君を救う会」というのが世の中にどれほどあるものなのか、ちょっとぐぐってみたところ、767000もヒットしました、うわ…。重複しているもの、冤罪系、北朝系も当然あるのですがね。

難病を抱えて生きている人って多いんだなと思い、その募金目標額を見ると、1億円を超えるものに対し、「目標額を超えました、ありがとうございます」というものも数限りなく。
人の善意とはすごい!と思う反面、事故米を流通させている輩もいるわけだ。

自分でその事故米を食べられるのか?と毒づきたくなるんですが。
それはどうでも…。

ドナーを待つということは、ドナーの出現=誰かの死ということであり、彼と同じ年回りの子供が死亡するのをひたすら待つ状況であるということ。

いつもこの手の話を見ると思うのだが、必要な金が1億超だから声をあげるが、500万円だって大金だし、その500万円すら払えなくて子どもが死んでしまう人だっているかもしれない。
大きな声を出すものは助かる原理というのは、ま、当り前のことっちゃ、そうなんだろうけれど、強者は助かり、弱者はますます助からないというスパイラルに陥る。
1億円ならよくて500万円はダメな訳か?ちょっとよく分かりません。
今回の方も、それなりの会社のそれなりのポストの方なので、強者だから声を上げることができ、援助してもらいやすい立場にいるということは言えると思います。

どちらかというと同じ1億円なら、1人の命も大切だけど、地雷除去したいし、ワクチン接種していただきたいです、アフリカの子供たちに。

最近、医療が進んでだれかの臓器をリサイクルすることが可能になっているので、延命が進んだよな。
ドナー登録している自分が言うのもなんだけど、他人のものを使ってまで私は生きたくないなあ。矛盾してますね、でも、自分はNGですが他人に自分を役立ててもらえるならそれは構いません。
ただ、金持ちで、手術さえ成功すれば、親の保護も受けられ、就学の自由もあり、家もありというすべてがそろった人ではなく、生きることさえできれば(それはみんな同じなんだが)、という人の役にたちたいと思います。
Aidsが流行るのは、増えすぎた人口に対する自然の摂理が働いているからだと考えています。繁殖、生殖、血液によって引き起こされるHIVは、人間は単なる自然のひとつの種にすぎないという当たり前のことを分からせようとしているのでは。

移殖だなんだというのもいいのかもしれませんが、術後の不適合や感染症が出て、何度も手術をやり直したりするのは、実験してるんじゃないのか?という気にさせられるんだよな。
これが未来の医療に役に立てばいいのだが、そのための1億円はあまりにも高くつくような気もする。

不自然な生は何かが歪むと思うのだが、まぁ、協力はしますといったところかな。
金を使うなら、生きている人間に使っていただきたい。そして、無駄なく無理なく生きていただきたいと思ったわけです。

ってそんなグダグダな今日。

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