有馬記念が終わって、なんかしんみりしたり、勝ってよかった、ディープインパクト!
位のノリになっているが、残念ながらそれで終わったと思うなよ。
未だに真実が明かされていない、ディープ薬物混入事件はこれでしゃんしゃんと手打ちになったように、幕が引かれようとしている。
だから、イヤなんだ。
あんな稚拙な言い訳は…とまたブツブツ言うのはとりあえず止めて。
腹が立ったのは、有馬記念当日の入場者数が、117,000人で、去年の165,000人(?)の70%だったということ。
はぁ?
こっちだってライブで見たいのはヤマヤマだったのに、有馬記念1週以上前の木曜から人が並んでいるだの、前売り売切れ(これはイマイチ定かではないが…)、指定席のヤフオクは10万円を超えている。
という現実を見るにつけ、こりゃ、近寄らない方が身のためだな。
と判断して敬遠してしまったわけだ。
ディープインパクトに乗じて商売を仕掛けた人々は前売を過剰に購入し、オークションで売る。
深夜バスを関西方面から仕立て0泊2日の旅を25,000円くらいで売る…。
だいたい食事も宿も入場料(これも多分…)も何もついていない、関西からバスに乗って西船かどこかまでの往復が25,000円のはずがない。
ボり過ぎや、いくらなんでも。
そして、そんなこんなでマスコミが煽って煽った挙句、前年比71%(位ね)
の人の入りになってしまったんじゃないのか?
「混むからやめよう」と思った人間がどれくらいいると思うか、JRA。
東京競馬場にいた客に聞いてみろ!
中山競馬場で取り合っていたというレーシングプログラム。
ひとり1冊あればいいはずなのに、これまたバカヤローがヤフオクで売る訳だ。
東京競馬場なら、幾らでも手に入ったぞ。
多分来週行っても、「有馬記念のレーシングプログラムありますか?」
と聞けば、「あー、ありますよ~」と出してきてくれるかもしれない。
あんなものは余っているんだ。
それが証拠に、去年の天皇賞秋の1ヵ月後のJapan Cup当日、天皇賞秋のプログラムがインフォメーションのカウンターの向こうに見えていた。
すかさず、「それって天皇賞のレープロ?もらえる?」と聞くと、「何冊いります?」と聞かれた位だ!
そんな事実を垣間見るに、意外と世間は冷めていたのかもしれない。
と思ったりする。JRAは失敗したのだろう、マーケティングを。
マスコミもディープ人気に乗ったJRAに乗ろうとしたが、かえって人を遠ざけた感がある。
普通に競馬を見に行く場所ではなかったからね。
さて、柳の下のどじょうをNew Begginingで狙っている人も多いだろうけれど、多分、1600万下…位までは行くかも…。と読んでいる。(結構外れが多い、この予想も)
うまくいけば、皐月賞までは出走可能だろうが、ダービーはどうかな。
兄弟のBlack Tide や On Fire を見れば、Deep Impact はかなりよくできていた。
ニュービギニングという名前もちょっと覚えにくいというより、呼び難い。
ビギニング?ビギくん?…なんて呼ぶのか。
そういえば、Deep Impact もホンの一瞬ではあったものの、「Black Tide の弟」と呼ばれた時期があったなあ。
と遠く北海道に無事到着したディープインパクトの、ほんの2年前の事を思い出した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます