ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

有馬のあと

2006-12-25 21:46:14 | 

有馬記念も終わって、10Rも取り損なって、ファイナルSだの、尾張Sだの、全てを取りそこなって、すっかりお寒い懐具合になったところで居残る府中は、ことの外キツい冷え込み具合。

それでも、ターフビジョンは点いているので、
ディープインパクトの引退式の模様を放映するのだろう。
と期待したかなりの人数が待っていたのも事実。

引退式は感動したなあ。
GIの入場行進曲は、ディープ君のためにだけ流されるもので、その1頭のために、
誘導馬君たちも昨日は残業。

カクテル光線に照らされることのほとんどない誘導馬君たちは、
昨日のためにリハしてたもんなぁ、ナイターでも驚かないようにと。
鞍を置いた姿では2度と見ることのない、ディープ君、武豊が乗ることももうないかもしれないディープ君の引退式を、
府中の人々は、言葉もなく見ていたよ、生じゃないのにね。

さっきまで勝浦がどーしたとか、ヨシトミがどーだと散々文句を言っていたおっさんたちも、
スクリーンをじーっと見ている。
競馬初心者の人々が、可愛い!と言って見ている訳ではなく、
馬券でヒドイ目に遭ってる、ドロドロのおっさんたちが見てるのは訳が違うぞ…と。

このおっさんたちすら魅きつけてやまないディープの魅力は何なんだろう?
まあ、必ず1着には来るだろうという抜群の安定感はあったよな。
それは、シンボリクリスエスも、テイエムオペラオー同じようなものだ…と思うんだけど。

可愛いからかな?無垢な表情はしてると思うな。

馬場に入場したディープは、しばらくの間走る気満々でモゾモゾ体を動かしていた。
早く手綱を放してくれないかな…といった感じで。


しかし、武が下馬し腹帯を外すと、
一瞬不審げな表情をした(ように見えただけか?)が、
「センセー、ボク今日はもう走らなくていいんですか?」
と分かったらしく、すぐに落ち着きゆったりと周回を始めた。
その瞬間、なんて利口な馬なんだ…と思い急にしんみりしてしまいました。

元気でいて欲しいものです。

子供はきっと、ステイゴールドの子供の様に、小さいにちがいない。
ウォーエンブレムの様に、女の子に興味がないということはないようにしていただきたい!
ギャロップの表紙のディープインパクトの写真は、骨っぽく大人っぽい顔立ちになっていた。

去年のほうが、絶対丸く、子供っぽい顔をしていたと思うが。
可愛さだけで言ったら、去年の方が可愛かったぞ、ディープ!



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