宝くじ売場のおばちゃん

いつもと違う所へ宝くじを買いに行った。
ついでにと言うかそっちがメインの引き替えてくれ！と、1億よこせ！と。

窓口は1つ、前にはおばはん。世間話しちょる。
「あたしこれ買ったかしら？」
「昨日買ってましたよ、ロト6と一緒に」
「あら、あれそうだったのね」
売場のおばさんがよく覚えてるのは、こっちのおばはんが毎日購入しに来てるからか。
毎日宝くじ売り場に来るってのもスゴいな。

くじ20枚を渡して、ロト6を塗っていると、
「あらー、これ当たってるわよー」
何だとー？
「1000円よ、よかったわね～」
確かにっ！
400円しか当たらないよりはな。と密かに同調するとおばはんから、
「これね、今売り出してるんだけどくじの日記念て1億5千万当たるのよー、1枚200円だけどどう？」
と誘いの声。
それは買いたい。しかしここではなくもっと当たりが出ている所でな。
「あ、今現金それしかないんで後で来ます」
「あらー、7枚しか買えないわね。じゃ、また来てねー」

…。そういえば、今日引き替えたこの宝くじも、サマージャンボを引き替えに行った窓口で、やっぱりおばはんに売りつけられたもの。

騙されちょる！

1/10になると分かっていながら買うな！

しかしおばはん達意外と営業が巧い…。