便利なこと、人力の代りになにかの動力を使う。
パソコンで漢字を変換してくれる代りに自力で文字を書かなくなり、脳が退化しているオレ。
電動自転車は楽チンだけど坂をのぼる苦しさが分からない。自転車から降りて坂を引きずりあげることでそこに坂があることを認識する。
余計なことまで便利にしすぎたせいで、そのためにムダなエネルギーを割くことになっているのかもしれない。
機械に全てを任せているので、機械はどんどん進化するが我々の脳は退化している。
私には満月と新月が分かる…というすげープリミティブなspecが備わっている。それがなんの役に立っているのか自分にはよく分からんのだが、とりあえず、身体に乱調をきたすので、周りにあまり係わらないようにと警告を発することはできる…。
殺人事件が満月の日に起こる確立が高いとかいうことと、何らかの関連があるらしいが、殺人事件を起こしている人が「今日は満月だから」という理由で殺人を犯しているとも思えない。
古代の人は満月であることを知る必要があったのだが、現在はさしてその能力が有用ではないようですな。
進化した人というか、より近代化した人にはこの能力が退化している。
動物が、地震の前になると妙な動きをするといわれているが、この能力も恐らく人間は退化しているんだな。
便利になることは進化することであり同様に退化を促進させてしまっているわけだが、必要なものまで退化させてしまったんだろうなと思う次第で。
石原都知事が、「パチンコ店と自販機が多大な電力を食っている」
と言ってたけど、意外な発言で目から鱗というか…は?だった。
そういえば英国で自販機をあまり見かけない。見かけるのは大学構内とか、パブの中とか(ナゼpubの中に自販機があるのかはナゾ)、屋内に限られているのは、「破壊されて中味と金を持っていかれるから」という理由でした。
そうねー、と思っていたが、自販機って確かに常に電気を食っているよね。熱も放出してるし、…だけどさ。
酒とかタバコとか年齢認証の必要なモノは自販機で売らないで対面で売ればいいじゃん。まあ、アレだな、人件費を減らす目的があるんだろうが、大した手間とも思えないし、健康に有害であると言われているタバコを所望するなら、そのくらいの手はずは踏め、と思う。
ちなみに英国のビールは冷えてません。ぬるいよというか人肌です。「冷やす」必要性を彼らは感じていないからでしょう。
冷やしたものがいいと考えるのも進化であり、それでないと支障をきたす部分は退化したものだと思われます。
えーと、何だかよく分からなくなってきたので、これで了!
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