県庁の星（新映画日記転用）

ずっと迷っていたんですが、このところ硬派な作品を見ることが多く。
肩ひじはらずに見れる映画がいいかなと思い、見てきました。
月イチゴローで稲垣君は「映画としてもひとつ何か欲しかった」
というようなコメントしてたようなんですが、それはそうかもしれない。


（詳細については
「天晴れ日和」ハルさんの記事 をどうぞ）
でも私はこの話が好きですし、感動しました。


チェーンストアに正社員で働いたことがあるので、
朝礼の場面 バックヤードの風景などは懐かしくて。
パートさんでも柴咲さん扮する二宮あきのように
ベテランで仕事が出来る人には新人の頃は頭が上がりませんでした(^^ゞ


織田裕二演じる野村聡は、県庁のエリートで
スーパーにやって来た当初はやたらとマニュアルにこだわる
いけ好かない男ですが、ある出来事を節目に顔つきが変わってゆく。
上手ですよねー！いやーしかし店長室まで在庫あふれてるって信じられん
と思いましたが。後半の見せ場に繋がりましたね。


お弁当の売上競争も独身男性用のコーナーを設けるのも
なるほどなぁ～と思いました。
独身男性用のコーナー作ってるスーパーって実際あるかもしれませんね。


そのお店で働いてる人間にとっては、あらゆることが
「当たり前」になっちゃってるから。悪い点も見えなくなっている。
そういう時に、野村みたいな人物がきて
風穴を開けてくれると違う視点で物事が見れていいんだろうな～。


笑顔が売りで、少々情けなく見える店長（井川比佐志）
にも最後に見せ場があって良かった～。
益岡徹の副店長は、「私のいたところの店長に似てるわ～」と
見入ってしまいました（笑）


大きな組織に1人の人間が立ち向かったって、そう簡単に
改革はできないだろうけど・・でも西川きよし師匠じゃないけど
「ちいさなことからコツコツと」積み上げていければ！
希望を感じさせる終わり方も好きでしたよ。


上の写真は 映画生活
という、いつも参考にしてるサイトからいただいてきたんですけど、
こんな風に笑ってるシーンってありましたっけ？
二人でパソコンを操作してるところはあったのは覚えてるんだけど。
物覚え悪いからなぁ～。


ちなみに、この映画で象徴的に使われている県庁の建物は
「香川県庁」なんだそうです。
（ 「コミックな日々」の、みのりさん情報 です。）
スーパーのロケでは、岡山に本社がある「天満屋」が使われたと、
岡山の知人から聞いていますよ。