いくつか見ようかと迷ってた作品がありまして。
そのひとつを見てきました。はじめに「CBC開局60周年記念作品」
ってバ~ンって文字が出て。え?そうだったのね。
地元なのに知りませんでした^^;
冒頭から繰り広げられる山深い風景。見事なわさび田。
久々に再会した兄妹が軽口を叩きあいつつ作業する。
作家の洪作(役所広司)と妹たち(キムラ緑子・南果歩)だ。
この会話の小気味よさは小津映画に通じるなぁ。
実母の八重(樹木希林)は長女の志賀子(キムラ)
夫婦と静岡で暮らし、洪作は東京の自宅で小説執筆にいそしむ日々。
母とは距離を置いていたのだが・・・
次第に洪作の心境にも変化が見られる。
「自分を捨てた」と恨んでいた母親だったのに。
そして自身のトラウマから束縛しがちだった
三人の娘への接し方も変わってくるのだ。
志賀子がポツリ言う
「兄さん、変わったわね。優しくなった」
志賀子は同居しているだけにまた同性だけに
どうしても母にイラつくこともある。
「壊れつつある」母とわかりながらも娘としては
そんなこと言われちゃおだやかじゃない・・
あまりに昔であるがゆえ語られることもなかった真実。
親子のすれ違いは以前見た傑作「空中庭園」を思い出した。
しかし希林さんの可愛いながら暴走する(?)
おばばさまはさすがだ!
それを受ける子供・孫たちもまたいいのだが。
食堂のシーンで大久保佳代子が出ててあまりになじんでたので
はじめ彼女とは気づきませんでした^^;
重くなりがちな内容をさらっと見ることができたのは
監督の腕と希林さんの演技あってのことかな。
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そのひとつを見てきました。はじめに「CBC開局60周年記念作品」
ってバ~ンって文字が出て。え?そうだったのね。
地元なのに知りませんでした^^;
冒頭から繰り広げられる山深い風景。見事なわさび田。
久々に再会した兄妹が軽口を叩きあいつつ作業する。
作家の洪作(役所広司)と妹たち(キムラ緑子・南果歩)だ。
この会話の小気味よさは小津映画に通じるなぁ。
実母の八重(樹木希林)は長女の志賀子(キムラ)
夫婦と静岡で暮らし、洪作は東京の自宅で小説執筆にいそしむ日々。
母とは距離を置いていたのだが・・・
次第に洪作の心境にも変化が見られる。
「自分を捨てた」と恨んでいた母親だったのに。
そして自身のトラウマから束縛しがちだった
三人の娘への接し方も変わってくるのだ。
志賀子がポツリ言う
「兄さん、変わったわね。優しくなった」
志賀子は同居しているだけにまた同性だけに
どうしても母にイラつくこともある。
「壊れつつある」母とわかりながらも娘としては
そんなこと言われちゃおだやかじゃない・・
あまりに昔であるがゆえ語られることもなかった真実。
親子のすれ違いは以前見た傑作「空中庭園」を思い出した。
しかし希林さんの可愛いながら暴走する(?)
おばばさまはさすがだ!
それを受ける子供・孫たちもまたいいのだが。
食堂のシーンで大久保佳代子が出ててあまりになじんでたので
はじめ彼女とは気づきませんでした^^;
重くなりがちな内容をさらっと見ることができたのは
監督の腕と希林さんの演技あってのことかな。
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いろんなレビューでそれほど「泣かせよう、泣かせようとしていない」「意外と笑える」とあったけど、その通りでしたね。前半はクスっと笑えるシーンも多々あり。
雨宿りのシーンはよかったなぁ。
若い頃の母を演じていたのはややこさん?エンドクレジット見逃しました(^_^;)
9:10からと早い上映時間でしたが観客も多かったです。年齢層高めだけど(^_^)
ね、佳代ちゃんハマってたでしょ?あの時代にいかにもいそうな顔立ち(失礼・・)かなぁなどと思ってしまいました。
私ももっとシリアスタッチかと思っていたんですが、そんなことはなく。好きな向田邦子ドラマにも通じるところがあるよなぁって。
最初の雨宿りシーンは小津映画「浮草」の1シーンを模しているそうで。私も何年か前にGyaOで見た作品ですがうっすらしか記憶がないのです^^;
私もクレジット見逃しましたが^^;也哉子さんだと思います。映画「東京タワー...」の時も希林さんの若い頃を演じてたんですよね。当たり前だけどやはり似てますね!
私はお昼の回に見に行きましたが、やはり観客の年齢は高めだったかな?
あ、公式RTもどうもありがとうございますm(_ _)m