オカヨシガモを見つけた菅生沼の朝

午前中野田方面に所用があり、早めに出て菅生沼ふれあい広場へ。
駐車場へ向かって脇道に折れる道路脇にある温度計は1℃（8時）。

車を停めると目の前の林からシメの声がする。

群れで地面に降りて採餌しているのは初めて見た。というより10羽以上の群れでいるところが初めてかも。
水を飲みに降りるんだけど、このあたりを仕切ってるセグロセキレイがジャマしに来る（笑）

雲一つない晴天、冷え込んだせいかいつもエサをもらう場所が凍っている。
コガモは氷の上をスタスタあるいているけれど、ハクチョウたちは乗らない様子を見ると薄く張ってるだけなんでしょう。


ちょうど朝陽がコガモを照らして、緑色の翼鏡がキラキラ美しいこと！
氷も鏡のよう。


カメラマンも数人三脚を構えていて、その中に毎年ハクチョウシーズンに会っていろいろ教えていただく方がいた。
お変わりなく何より。上沼よりこっちのほうが撮れるものね。

 

凍っていないところをぞろぞろ。ぱっと見オオハクチョウはいない感じだけど、よく探してはいない。


なんとなく水が減ったような気がするな。上沼のほうはずーっと水位が高いんだけど、どこか水門を閉じてるのかな。


上沼方面へ飛ぶ様子。日光の山が見える。


歩道が砂利道になったところでジョウビタキがごあいさつにきてくれた。
おはよー。


もう少し行くとモズ。お天気がいいと写真も勝手にきれいになってくれてうれしい（笑）

あすなろの里から自然博物館に向かう橋から飯沼川を見ると、カルガモたちの中にちょっとした違和感が。
え、誰？

帰宅して図鑑を見て、自信がなかったので最近入れてもらった諸先輩方のLINEグループで確かめてもらうと、オカヨシガモとのこと。
1年前に水戸で初めて見て以来かも。


博物館のすぐ下、江川にかかる橋から下沼方面を見たところ。
きれいな景色だけどまだ博物館は開いていない時間なので、完全に一人占め。なんてぜいたくな。

奥のほうの木になにかいると思ってズームすると、ノスリでした。

来た道を引き返す。朝陽に向かって歩くのでまぶしいんだけど、両脇の茂みからアオジやらカシラダカやらホオジロやらが飛び出していそがしいいそがしい。

そして必ず出てくるカワセミ、やっぱりまぶしいのかな？


シュッとしたイメージのカシラダカも寒さでまるまる。


上沼方面から飛んできたグループ。下沼に降りないでもっと先へ行ってしまった。


少し暖かくなってきたので中州にシギチが出ていないかな、と探してみると、期待通りタシギ（だと思う多分）が1羽出てくれた。でも寒いのか全然動かない（笑）

 

前回来たときより中州が広がっているので、やっぱり水が減ったんだと思う。
すっと立つダイサギ。

スタート地点に戻ると、ハクチョウもどこかへ行ってしまったのか減っていた。
残っているコたちもお休みモード。


通路でいつものようにハクセキレイやセグロセキレイが鳴きながら飛び交ってるなと思ったら、なんか仲間はずれのやつがいる。
イタチでした。珍しくはない。いや、生きてるのを見るのは珍しいかも。
だいたい轢かれてるのばっかりだから、貴重な一枚。

冬のこのコースは最高。私が1人で歩いても、往復3kmくらいのエリアで40種くらいの鳥が見つけられる。
詳しい人と歩いたらもうちょっと増えるでしょう。
この日みたいに晴れて風がない冬の朝、できたら7時スタートくらいのほうがハクチョウがもっと活発だと思うので、そういう日を狙って早起きしてぜひどうぞ。

 

●この日見た/声を聞いた鳥

• コハクチョウ
• オカヨシガモ
• カルガモ
• コガモ
• コジュケイ（声）
• カイツブリ（声）
• キジバト
• バン
• オオバン
• タシギ
• カワウ
• ダイサギ
• アオサギ
• トビ
• ノスリ
• カワセミ
• コゲラ
• アカゲラ（声）
• モズ
• カケス
• ハシボソガラス
• ハシブトガラス
• シジュウカラ
• ヒヨドリ
• ウグイス
• エナガ
• メジロ
• ムクドリ
• シロハラ/アカハラ（声）
• ツグミ
• ルリビタキ（声・あすなろの里のほう）
• ジョウビタキ
• スズメ
• セグロセキレイ
• ハクセキレイ
• シメ
• カワラヒワ
• ホオジロ
• カシラダカ
• アオジ