Buppo Bear ブッポベア

ちびくま作りとぶっぽの日常

絵本

2017-12-27 | 日記
最近出会った絵本があります。

「ばあばは、だいじょうぶ」
という絵本です

テレビや新聞などで
取り上げられているようで、
教えてもらい気になり読んでみました

作者の楠章子さんが自分の経験をもとに
認知症というものを
小学生の男の子を主人公に
分かりやすくえがかれています。


歳をとるということ。
それは生きていれば誰でも
必ずしも訪れます。
その時、症状を家族や周りはどう受け止めるか。
この絵本は、せつなくも
優しく教えてくれます。

知っているのと知らないとでは
全然心づもりが違います。
知っていれば心にも少しは余裕ができます。


私の祖母は年齢相応の症状でしたが、
やはり同じ事を何度も言うようになりました。
一緒に住んでいる人は
うとましく感じる事でしょう。

私はたまにしか会えなかったので
会ったときはできるだけ
お婆ちゃんと話すようにこ心がけていました。
お婆ちゃんが同じ事を聞いてきても
返事をするようにしていました。
そんなたまにでも、大変だな、
と感じることがあるくらい。
何を話していいかわからなくなります。

それでも心のどこかで、
お婆ちゃんと話せる時間には
限りがあると思っていたのだと思います。


認知症は病気だから
優しく接してあげて。

大人にも子供にも
多くの人たちに読んでほしい一冊です

コメント
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