他人に”自分の好き“を伝えられない話

こんにちは。

今日は月1の定期検診で歯医者に行ってました。いつも「ちゃんと毎月来てくださいね」と念を押してくる先生が「3ヶ月後とかにしますか...？」と言ってきました。そんな先生の声は疲労を含んでいたように聞こえました。

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本題です。

年々、他者に対して”自分の好き“を言えなくなっているという話です。

例えば小学校の頃、毎年4月にクラスが変わると、自己紹介をする時間がありますよね。

当時の自分は、あの時に「私の好きなものは車とゲームです」と心から言えたわけです。高学年になってくると、そこにアニメが増えたり。

しかし、高校生になると他人の目をとても気にするようになって、全く“自分”を前に出せなくなりました。多分、自分を否定される事への恐怖心が人一倍強いんだと思います。否定されるくらいなら知らない方がいい、的な。

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実際の例を挙げると

・カラオケに行けない(周りが知らない曲を歌うと気まずくなりそう、歌が下手だと言われたくない)

・他人が同乗している車で曲を聞けない(知らない曲を聞かせるのはまずいかと思ってしまう)

・好きな曲を聞かれると非常に困る(アニソンしか聞かないので、アニメに興味がない人に言うと知らない可能性が高いため)

・好きなアニメを聞かれると非常に困る(特に、ちょっと“おセンシティブなアニメ”の類。面白いから勧めたいけど、表面だけ見てドン引きされそうという恐怖)

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ただ！

先日、この考え方を少し変えていこうかなと思った出来事がありました。

アニメが好きなバイト先の先輩と話していて、とあるアニメを紹介されました。

「着せ恋」という、好きなアニメのコスプレをしてみたいヒロインと、ひな人形の頭師を目指す主人公のラブコメです。

で、見てみると結構おセンシティブなシーンが多かったわけです。個人的には大歓迎です。

その先輩はとても几帳面な性格で頼れる人なので、「そういうシーンのあるアニメは勧めない方がいいかな」という勝手に思っていたのですが、大きな間違いでした。

”自分の好き“を他人に伝られている先輩と、ビビって有名アニメしか紹介できない私を比較した時に、自分の情けなさを思い知らされました...

という事で、次は好きなアニメを紹介したいです！

いきなり友達にアニメを勧めるのは怖いので、とりあえず匿名の利を生かして練習です。

ありがとうございました。