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「社会的な距離」を持つ 2週間延長で釜山ウォーキング

2020-04-06 | 釜山の今、街の様子、治安

こんにちは。きのこです。

不要不急の外出は自粛ではありますが、最低限のお買い物は必要です。

ということで、家族は皆、出勤している日曜日。家での片付けも飽きたので、

町歩きをしました。

出発は教育大学駅。この高架は東海線が通っています。線路に伝っていけば目的地につくので、

本日はこのコースを選びました。


教育大学駅の右側の道を行きましたが、
高層マンションがたくさん立っていました。新しく公園やサクラなどが植えられていました。
 
電車が通ると、多少うるさくはあると思うのですが、
今では騒音も少なく、暮らすにもいい環境です。

 
少し歩くと、巨堤(コジェ)駅。高等地方検察庁や法院が右側に大きくそびえていました。週末ともあってほとんどおやすみ。
 
 
 
高架下はきれいに整備され、時々道路で途切れ、迂回することはありましたが、
チューリップやサクラ、パンジーなどちょうど見頃でとてもきれいでした。








1時間ほどゆっくり歩いて、以前から気になっていた「下馬停(ハマジョン)」というところがあり、
じっくり読んでみました。
 
下馬停にある下馬碑は、朝鮮時代の太宗13年(1413年)に最初に宗 門の前に標木を立てたが、
後に大小人員皆下馬または下馬という意味を刻んだ碑石を立て、下馬碑と呼ぶようになった。
 
この下馬碑は大部分、王将や始祖の墓、名士、高官の出身や墳墓の前に立てられ、先祖に対する崇仰の表れであり、
階級の上下に関わらず、この場所を横切るときには「馬から降りる」よう示した四角の石の碑石であった。
 
その位置は、釜山鎮区の楊亭洞と、蓮堤区巨済洞境界地域で、東海南武線(現在の東西線)巨済駅から幹線道路に沿って南側に下っていく、
吊橋がある辺りだ。
 
楊亭洞の華池山(和池山ともいう)には東莱鄭氏の2世祖である、鄭文道公の墓地がある。
ここは鄭墓と言われるが、この墓地を人々は崇仰した。
 
そしてその前を通る人は、礼を表すために馬から降りたといわれ、下馬停と言われるようになった。
 
口頭で伝わる話だが、人辰倭乱のときに、倭将が下馬停を馬に乗ったまま通ろうとしたら、突然馬が暴れて、
落馬してしまったという。もう一度試してみたが、やはり馬は暴れた。通訳官にその理由を尋ね、倭将も
礼を重んじ、馬から降りて、ここを通ったと伝わる。(脱字は後ほど)
 
 


そこで、その東莱鄭氏の墓がある、華池公園に行ってみることにしました。
この周辺は200M程の山があり、マンションに囲まれています。
少し歩くと、釜山教育庁や釜山医療院、三光寺、アジアード競技場、草邑の子供大公園があります。
この日はサクラも満開でした。
ここに車を止めて歩いてくるようでした。
 
真正面には立派な門構えの顕景門がありました。ここは自由に歩いて入れるようです。
行ってみました。
 

なんて、きれいなんでしょう。
毎年、今頃は黄砂やPM2.5などに悩まされるのですが、
この日は空気がとても済んでいました。

 
 


 
門の後ろ側は墓地までつながるきれいな庭園になっていました。
 

 
ライブホーカスで撮ってみました。うーん目が回る。
こんな加工しなくても。。とってもきれいでした。
 




約200Mほど参道を登っていくと、右側にお墓があり、その左側にはこの公園の手入れをしている人たちなのか、
住まいがあった。
 
この追遠祠記には東莱鄭氏の千年の流れがこの華池山から発源し、新羅の6つの筋の一つとして、この東莱に基盤を築き、
徳を積み、人々を治め、その後も万民が発展し、国と国民のために尽くし、その恩恵を祀るために、この祠堂を建て、追遠祠と呼ぶことにした。
 
この場所に本来追遠祠があったのだが、歳月とともに老朽化し、2003年にその祠を壊し、8月13日に着工し、2004年12月11日に竣工し、
東莱鄭氏の先代14名の方を祀りますと記されている。
 
 

この祠の右側にはお墓があり、何本かのサルスベリ(百日紅)が植えられていた。
天然記念物168号に指定されている。
 
 
 








この祠の右側を登っていく人がいたので見てみるととてもきれいな道が。

祠の裏側にはりっぱなお墓がありました。
これが東莱鄭氏2世の鄭文道さんのお墓なんでしょうか。
中には入れないようになっていました。
 

さらに登っていくと、今度は華池寺がありました。
どこもかなり樹齢のありそうな木々があり、歳月を感じました。


お寺の左側に道がありました。
竹やぶです。
 
ところどころタケノコが出ていました。
食べごろかな、、韓国では珍しいモウソウダケのようでした。
 


50Mほど登ると標識が現れました。
このあたりはカルメっキルのコースでもあるようです。
したから見えた、頂上がすぐ近くのようなので、右に進むことにしました。
ここを左に進むと華池山などがあるようですが、またの機会に。

約100Mほど登っていくコースですが、新緑が目にしみるってこんな感じかと思うほど、
樹木がとってもきれいでした。


こちらが頂上のようです。ヤマブキがきれいに咲いていました。






頂上からは3方に道が別れていましたが、どこもとてもきれいに整備されていて、歩きやすく、たくさんの市民が訪れていました。
 
私は右に進み、行き止まりになったところを再度右に下っていき、もとの華池公園に戻ってきました。
 
 

 
ほんの40分くらいのこーすでした。
 


華池公園を後にし、右に折れて、市民公園を目指します。
 
公園は開放感があっていいですね。
最近ペット関係の番組をよくみているせいか、
愛犬を連れて散歩している人が目に付きました。
かわいい~。
怖い犬のしつけの仕方などを見ていたので、ちょっぴり怖い。^^;
とってもいいお天気だけあって、人もたくさん。
もちろん皆さんマスク姿でした。
 













市民公園を後にし、目的地での新鮮な野菜をたっぷり購入し、家に帰りました。

お天気もよく、お腹もすき、いい汗かきました。

もう2週間、社会的な距離を持つ生活。
もう少しの辛抱だ!
 
一番怖いのは無症状の感染者。
症状が出てからの予防では間に合いませんからね。
 
釜山はここ数日新規感染者0
 
お店はお休みのところが多いけど。。
コロナはうまく抑え込んでるけど、このままでいいのかなあ。
経済は全然回ってないように見える。
 
早くたのしく観光し、食べて、学んで、、、もとに戻ることを祈りつつ、、
日本の皆さんもコロナに負けず、元気にお過ごしください。
 


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