日本人観光客をお迎えする釜山の受け入れ状況について
昨年と変わった点
1.韓国メディアの反応
歴史問題、慰安婦像問題など韓国政府に対する日本政府の反応が報道はされるものの、
以前のように長期化することがなくなりました。
2.一般韓国人の日本人に対するイメージ
日本に個人で観光に行く人が訪韓日本人の3倍という統計(年末)がありましたが
実際日本に訪問した韓国人は日本に対するイメージがとてもよく、
日本人に対するイメージも街がきれいで、食べ物もおいしく、親切。
外国人への受け入れ態勢が行き届いていて見習うことが多いとの反応。
韓国、釜山へ来られる日本人(主にみかけるのは個人旅行者)が冬休み、春休み中とよく見かけられ、
地下鉄のなかで日本語で話していてもまったく問題ない、ごく普通でした。
3.釜山市の日本人旅行者への受け入れ
観光案内所、日本人に特化したカニキャンペーン、日本のメディアを招聘したファムツアーなど積極的であり、
市長も”ダイナミック釜山”やユーチューバー”わぼいそ釜山”の昆代表を名誉市民とするなど
政治と民間交流は別のもの、心から日本人観光客を、あたたかく迎えて行きたいという姿勢を
基本的に持っています。
-市長も旧正月のとき大阪に家族で行ってきたと日本へ好意的な反応を見せました。
4.日本のメディアの変化?
ソウルでも日本製品の不買運動の条例が通ったなどと
日本のメディアが報道していましたが、実際にソウル市役所の前に行くと
日本語の看板が掲げられた飲食店がたちならび、普通に一般市民が食事をしているとの反応でした。(意図まではわかりませんが)
釜山の場合はすべて把握はできませんが、最近釜山に取材に来ている、テレビで釜山特集があるとの情報をよく耳にします。
過去においては韓国釜山への取材に来てもらうのも大変でしたが、
今は率先して取材に来てくれているような印象を受けます。
5.ユーチューバーわぼいそ釜山効果
釜山在住の日本人ユーチューバー’ぷさんサラン’が製作する’わぼいそ釜山’の読者数は3万人。
日本人はそのうち30%と言われます。ほかは韓国人です。
日本語に対する、日本人に対する好感度の変化とも見えるのではないでしょうか。
動画を見ていただけるとわかりますが、決して広告料をもらっているわけではありません。
普通の観光客として、日本人としてお店を利用したときにどのような反応なのか
お分かりいただけるのではないでしょうか。
朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産日韓共同申請についても、登録が実現するなど、
釜山市としてはさらに関係を深め、発展させていきたい方針であることもあり、
結論として、釜山市民は日本のみなさんが来られることを心から歓迎していると
私は見ています。
しかしながら個人の行動まではわからないもの、それはどの国に行っても、日本国内であっても
同様であると見ています。
今年もたくさんの見どころ、楽しいお祭り、イベントを企画して
日本の皆様が来られること望んでいるのが私が感じている釜山の今の状況です。
-以上の内容は見る人によってはまったく違うかもれませんが、私が感じてる釜山です^^
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