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コロナに負けないぞ!本日体力づくり ー金井山ー

2020-03-23 | 遊歩道・公園
こんにちは、きのこです。
我が家のすぐ後ろに金井山があります。
いつも同じコースで登ってたのですが、新たなコースを発見し行ってまいりました。
5.6kmの約3時間のコースでした。
 
最寄り駅は都市鉄道温泉場駅
駅から歩くと約20分はかかると思いますが、
金剛植物園を目指します。
 
下の写真は我が家近くのチャンジョン中学校の正門。
赤レンガの塀が印象的でした。実にこの辺りは一般の住宅地とは少し雰囲気が違います。
 
 
 
温泉場駅から市内バスを利用する場合は、80番を利用しますが、1コースなんでほとんどの方が歩いてます。
金剛公園入口から見ると2本目の道、ここを入っていくと行き止まり。
ビラーの間を通って行くこともできそうですが、

下記の3つ目の道を登っていきます。
道路は工事中と見えましたが。。結構急です。
 
立派な門構えです。だれの家かなあ?

この辺り外車もあちこち目立ちました。


ところどころカメラがあって厳重に見張っている感じ。^^;
 

世間はコロナで本当に大変だけど、
自分の体は自分で守らないと、
ということで、娘と二人で山登り。
行き止まりかと思いきや右に曲がると
登山道の入口が見えてきました。
 
ふと、左を見ると家庭菜園?いえ、無許可の畑のようにも見えますが、
このくらいのスペースなら野菜育ててみたいですね~


行き止まりを右に折れると
タルオサというお寺があり、ここから休定庵まで一気に登ります。
予定は20分とありましたが、、、


金井山第10登山路と書かれています。
 
 
最初はこんななだらかでした。

 
このとき、時間は4時を回っていました。
目的地の万徳寺跡まで行くことができるのでしょうか。。
ふと見るときれいな野花があちこちに咲いていました。


松の間には大きな岩がたくさんありました。
龍窟庵という標識がありました。なんだかパワースポットっぽい感じです。
確かにすぐ近くに家ではありませんが、囲いがされた庵がありました。
ー後でわかったのですが、このあたりはムダンゴルともいわれるパワースポットのようです。ー




約300mほど登ってきたのかな、あと800mとあります。

矢印が示すように、結構傾斜がでてきました。

ちょうど谷間に沿って行くので、直ぐ側は急斜面。
大きな岩がゴロゴロ。

名前をつけたくなります^^

岩に何やら印が!

この岩、見た目でも10m以上ありそうでした。十字架が記されていて
でも岩の上はなにもありませんでした。
 
 




 
この辺りだけ、
チンダルレというヤマツツジがたくさん咲いていました。
やや日向になっているせいでもありそうです。





 
もともと岩山なのでしょう。
ところどころこのような穴が見られました。

やっと、休定庵に到着です。右に行くと金井山の上鶏峰、左に行くと金剛公園のロープウェイの乗り場があるようです。
私達は上鶏峰方向に、

庵の庭を通ります。
たくさんの石仏がありました。きれいな観音様。コロナの早期終息を祈ってまいりました。


 
 
金井山の気運が集まる釜山で最も高い位置にある寺(560m)
大韓仏教曹渓宗第15教区通度寺の末寺休定庵です。
今日も幸せな行程となり、
大切な何かを見つけて行かれることを願い、
休定庵を思い浮かべ、美しい記憶と微笑みが浮かぶのであれば
あなたの人生は豊かになるでしょう。
 
心が穏やかになり、幸せになる寺

三聖閣
七星独聖山神を共に祀る殿閣 
三聖閣の左側に仏教の象徴である慈悲と徳を意味する象の形をした岩と、
心霊的な寿命長寿の亀岩が三聖閣を背に追う形象が神秘さを更に増している。
三聖閣で心を込めて祈祷すれば、願いは成就します。と書かれています。

そう言われると、象が耳を広げたようにも見えるかな。亀はどれだろう。。

その休精庵を後にし。ここからは尾根伝いに歩くので楽でした。


外国人も訪れるのでしょうか、ロープウェイが近いことが英語で記されていました。
ここからは南門に向かっていきます。道が整備されていてあるきやすかったです。



少し歩くと視界が開けて、山城に到着。とても見晴らしがよかったです。






山城沿いに左に方向を変え歩いていくと、南門が見えてきました。



南門からは一気に下ります。

後ろを振り向いてみました。

このあたりは南門村と呼ばれているようです。

サッカーボールを使ったバレーのような遊び。
韓国ではチョックと呼ばれていますが、皆さんご飯を食べてからよく遊んでいます。今日は週末ですが誰もいません。。

わりとなだらかでした。



日がもう少しで沈みそうです。このときすでに6時。
南門から1キロほど下ってきたようです。
万徳峠道まで1.2km。私達は直進して下ることにしました。










今はやっと若葉が出だした頃です。もう少ししたらこの辺りも花に覆われるのでしょう。



山道を降りきると車道にでました。
右に曲がると石仏寺があるようです。私達はひたすら万徳寺跡をめざします。








車道を避け、山道を歩いていると、左右の視界が開け、畑やコートが見えてきました。特に目立つお店は有名なカフェらしいです。
時間があればよってお茶でもしたいのですが、今回は遅くなったので下っていきます。

石造水槽
山道をくだっていくと、大きな石の水槽が右手にありました。説明は。。
昔、寺で水を貯めるために岩を削ったものなのだが、真ん中にひびが入ってしまい、実際には使われず、そのままの位置に放置されている。
ここ住む住民は石の形が馬に餌を与えるときに使っている入れ物に似ていることから「クシパウィ」などと呼んでいたそうです。
しかしながらこの石は、万徳寺で水を入れておくために造られたもので、
規模が大きく、万徳寺にたくさんの人が常住していたことが伺える民俗資料とされているそうです。
 
 


写真は、撮り忘れました。
確かに中間にひびが大きく入っていて使えない感じでした。
ここを200mほど更に下ると第1万徳トンネルに繋がる道に出ます。更に右へ行くと8車線の大通りに。

ほとんど日が暮れてきました。6時半。水色のタンクは水が入っています。
おそらく畑に水をまくときに使っているのでしょう。

金井山 明光寺 観音祈祷場

万徳寺の後についたときはすでに日は沈んでいて、辺りは真っ暗。でも目的地まではどうにかたどり着きました。



文化財3号に指定されている。

今度明るいときに来よう^^;実はこの万徳寺には悲しいストーリーがあるんです。
今は過去にここに大きなお寺があったという僅かな後しかありませんが。
 
せっかくここまで来たので、万徳で有名なまるごとチキンが入ったスープを頂いてきました。
コシのある素麺も美味しかったです。辛味と普通の2種類あり、1万ウォン約1000円でした。









地下鉄から歩いて10分くらいの商店街にあります。周辺はたくさんのマンションに囲まれています。
また来てみたいですね。
 
いい汗かいた週末でした。
 
皆さんコロナに負けないで!^^
 
万徳寺のお話は次回へ。


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