韓国観光公社の「2020 KOREAご当地シャトル」公募事業に釜山市選定
釜山市は、文化体育観光部と韓国観光公社が日本人観光客の地方分散のために運営している「2020 KOREAご当地シャトル事業」に選定されたことを明らかにした。
「ご当地シャトル」はリピート率が高い日本からの個人旅行者にもっと地方を訪れてもらうための日帰りツアーで、専用バスで巡るためアクセスがあまり良くない観光地にも気軽に足を運べるようになる。シャトルには日本語のガイドが同乗し、観光地に関する説明を聞いたり各地の郷土料理を楽しむことができる。
2018年に韓国観光公社が実施した外来観光客実態調査によると、日本から訪れる観光客は個人旅行者の割合が91.9%と高く、リピート率はソウルに続いて釜山が2番目であった。このツアーは、平均滞在期間が短い日本人観光客の呼び込みにつながると期待される。
今年は「ご当地シャトル」を運行する地域として5つの自治体が選ばれた。その一つである釜山市は、釜山駅から出発し海雲台や機張(キジャン)の海岸線に沿って走る東海岸のビーチライフ・コースと、加徳(カドク)大橋を渡り、加徳島の人気のカフェや甘川文化村をめぐる2つのコースを検討している。コースの詳細や予約方法、料金などについては韓国観光公社がコンサルティング会社と運営代行業者を選定して最終確定し、3月末の運行開始を予定している。
ご当地シャトルは、韓国観光公社により2014年に2つのコースを運行する形で始まり、昨年は5コースに拡大、約1,115名が利用した。釜山での運行は今年初めてとなる。
お問い合わせ:観光振興課(051)888-5207
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