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心温まる記事-心肺停止の日本人観光客を助けたカジノの職員に感謝のメッセージがとどく

2013-04-04 | 耳寄り情報

4月4日の釜山日報にこんな記事がでてました。


「生死の境をさまよっていた私を助けてくださって本当にありがとうございました。」

釜山に観光に来ていて、意識を失うという危機に遭遇した日本人観光客が、命を救ってくれた韓国人に感謝のメッセージを送ってきた。


3月7日、日本の福岡県久留米市に住む吉冨くみ(38·写真)さんは、1泊2日のスケジュールで日本の友人と一緒に釜山に観光に来た。

吉冨さんにとっては今回で3回目の釜山訪問だった。到着した日の夜、西面にあるセブンラックカジノ 釜山ロッテ店に寄り、突然意識を失い倒れた。

理由もわからないショックに陥り、心配停止状態になった。幸いにも看護士出身の友人が吉冨さんの状態をいち早く把握し、助けを求めた。

カジノの職員が駆けつけ、すぐに心肺蘇生の処置を行った。そして意識が戻った吉富さんを救急車に乗せて病院に送り、タクシーで後を追い通訳などをしてくれた。

友人からその話を聞いた吉冨さんは「意識が戻ってまだぼんやりしている状態で、韓国語だけが聞こえる救急室で、不安でいっぱいでしたが、病院までついてきてくれて本当に助かりました」、「病院まで荷物を持ってきてくれるなど、細かな気配りに、まともに挨拶もできずに帰ってきてしまい申し訳ない」と語った。

吉本さんを助けたというのはセブンラックカジノの「顧客満足チーム」のキム・アルムさんと保安チームのチョウ・ジュンヒョンさん、チョン・インヨンさん。日本語担当職員のキムさんは「いつも30分ごとに巡回しながら具合の悪いお客さんの場合は様子を確認したりしますが、 若い方が突然倒れたのでとてもびっくりした」と、当時を振り返る。キムさんは「このごろどうしているかきになっていましたが、こんな連絡を受けてうれしい」と言う。吉冨さんは日本に帰ってから健康診断を受け、特に変わった異常は見られないとの診断を受けた。小学生の息子がいる吉冨さんは、「その時は少しでも処置が遅れたら大変なことになっていた」と「韓国人の皆さんの温かい思いに感謝の気持ちを伝えたく、元気な姿で釜山にもう一度行きたい」と語った。


福岡= オ・グムア記者 chris@

 

http://news20.busan.com/controller/newsController.jsp?newsId=20130404000100


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