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ヨナス カウフマン の芸術について

2021年03月21日 | 時事問題
ドイツのテノールがイタリアオペラのスターになったのは初めてではないですかね、歴史において、そうですやろw

 カウフマンの歌については、まあ、基本的な声のトーンは良いのですけど、弱声の音色にちょっと癖があるのが歌いぐせのよーに感じられるのが気になってたのですが、今風の気品あふれる演奏といいますか、ま、総じてよろしいのではないかと存じましたで、そうですのや。日本人好みの声というか、精妙に歌うモナコというオペラ評論家高崎保男の思想の結実というか、それでいて男の色気が過ぎるという事もない理想郷に到達しているのだろうという感覚ですよね、ええ。

で、ワシとしたら水車屋を聴くに至って感心しましたで、そうw

 なんか、ディースカウの歴史的名演を忘れさせてくれる斬新さというか、同じ旋律に聞こえない良さというか、新しさに満ち満ちていますよね、そうですがな。シューベルトのリートはやはりテノールによるべきだと再認識しましたがな、そうでっせ。弱声のくせも、むしろ品の良さに繋がっているよーで、評価されてしまえば何もかもが是とされて帰ってくるというか、そう、得なテノールですよね。ただ、ワシの好みからしたらもう少しばかりは俗っぽい方がイイというか、聴きやすさですね、もう少し求めたい、そんな感じがしますのや、そうでっせ。

まあ、無い物ねだりは慎むべきかもわかりませんがw

 オテロも名演、カニオも良くできている、トスカやラボエームは水準というところで、基本的にドラマティックな表現に向くのだと思いましたがな。イタリアオペラ界を一人で背負うというのはもとより無理な話であるワケですから、もっとリリックなもっと柔らかく幅の広い表現という事は他に期待していけばいいのではないかという、ま、そんな感じですがな。

彼がテノール王を退位するのはいつ頃なんでしょーかね?




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