続・標準模型の世界こそ俗であり冒涜であり間違いだ

宗教も、あまり一般化し過ぎると「宗教という名の俗」にだって成り下がりますよね？

　音楽だって、学問だって、専門家のテリトリーというモノを強調して利益確保に努めなければなりませんから「専門家という名の俗」ということが起こり得ますがな。ま、そーいうこともあっての人間社会だとか、まー、言ってしまえばそーなのですけど、評価評論の世界で「俗」となることが起こり得ます。学会活動だって、お役所と同じだと思ったら「俗事にこそこだわった活動」だと言えるではありませんか。ですから、物理学者や数学者が音楽家や政治家に憧れたよーなことになるのはド～かと思うのですがな、スポーツ選手とか、ね、ま、芸能人も。

アマチュア学者にはアマチュア学者のテリトリーというモノがあるのです・・。

　かつてバチカンのローマ法王はホーキングを相手取って「宇宙の始まりを詮索する仕事だけは為さらぬように」と忠告していたと聞きます、ま、天地創造という行為をあれこれ詮索するのは冒涜だというのですな。その伝で行けば現行の標準模型宇宙は立派な冒涜行為だと考えられるでしょう。宇宙の初期条件をインフレーションの具合からあれこれあれこれ詮索しなくてはなりませんから。そしてユニバーサルフロンティア宇宙が正しいのですから真っ赤な間違いですがな、そーでっしゃろ、違いますやろか。

いろんなことが俗と扱き下ろされる対象ですが、糞物理とて同じことですｗ

　宇宙の始まりは知的生命の成立条件と同値であるようにユニバーサルフロンティア宇宙だったら速やかに設定できます。量子インフレーションが時間経過を要さないということは、宇宙は特異点から始まる必要が無くなるわけですし、あらゆる初期条件を与えることが可能ですから、それを観測者としての知的生命の大脳が選択できます。人間原理と非冒涜宇宙論とが見事に調和した素晴らしい姿をしております。


（ご理解いただけましたか？）