権 威 な ん か 必 要 な い

権威とは他人の値打ちを決めていく存在みたいなものでｗ

　差し出がましいと言えば言える存在であるし、すべてではないと分かりきっている場面においてもすべてを主張する厄介者でもある、そうですのや。絵画の権威は作品を見ないでも値打ちが分かるよーに、作者の名前と作品の大きさだけで値段が算定できる表を作り、その中に入れない作家の作品は値打ちがないようにできる、そんなですのや。アナログ写真全盛時代の月例の最終形態では女性が一人も写っていないにも関わらず、強烈に変態性欲を感じさせるばかりの作品が多く選出されておったのを忘れもしマヘンのや。

まともな作品など一つも入らないでしたがな！

　クラシック音楽ではベートーベン解釈の世界などがあるが、そこで評価されるのはフツウに美味しい部分をすっ飛ばした上で奇をてらったよーな、やはり変態的な演奏でしかないのですがな。彼らって常態的な刺激では満足できなくなった文字通りの変態ですのや、そうですがな。

彼らは美的判断とはまったく異なる世界の住人ですのやｗ

　ま、Ｎ響から弦も切れるヨーナ音を引き出すような天才指揮者だっているにはいましたけど、その人は世界最高のオケの常任ではないですがな。あーゆう既成の楽譜を解釈して解釈して偉くなる人たちってのはエゴの成就のためならば原曲を台無しにだってするんですがな、そうでっシャロ、そうやないか。彼らの大脳感覚からしたら「奇をてらうことしか美でない」コトにだってなりますやろ、そうですねんて。正しさの世界だって同じ、より正しいことを希求しようとするのでなしに、自分がより偉くなろうとしているワケですのや。

正しいというコトにする権威なんて必要おマヘン！