白琥・白龍

捜猫記~八ヶ岳 海ノ口自然郷で猫を捜した1ヶ月~からはじまるブログ、
猫と絵と、そのほかと。

笹子トンネル崩落

2012年12月03日 | 月待船
第一報は、娘のフェンシングの練習試合の会場、世田谷大蔵の体育館のラウンジで見た。



八ヶ岳に行くには中央高速で行く。
笹子は長い長いトンネルで、甲府盆地に入る前に通る。

娘を連れて、春に、初夏に、夏に、秋、晩秋、そして冬にも通ったトンネルである。
一番多いときには、月に2回は、通っていたかもしれない。

ひとごとではなかった。



ところが、わたしは勘違いをしていた。中央道で2番目に長いトンネル…という報道(一番は恵那山トンネルだそうだ)で
小仏トンネルと思い違いをしていたのである。

今日午後、職場のパートさんが、「そのへんは実家のあるところで…」という話になり
気がついた。

このトンネルの上り(事故があったほう)は、
運転していて、よく、気持ちがわるくなった。
天井が迫ってきくるかんじがいやで、
吐きそうになるか、
目が暗くなるのである。

でも長いトンネルなので、やりすごさなくてはならない。
それで、ひとり同乗している幼い娘に頼んで、なにかお話をしてもらったり、
歌を歌ってもらったりして
なんとか気を保って
運転して通り過ぎていた。

だから、彼女は「よく、ママに、お歌をうたってあげたトンネル」と記憶しているのである。

上り車線に限るので、
「きっと帰りたくなくて気持ちわるくなるのだろう」と思っていた。
いや、ほんとうにただそれだけだったかもしれない。



でもいやだ。
ニュースを見ていて、いやだ。



今日は風邪がついに身中に入り、
ぼおっとしていて 
暗くなった頃から、どうもよくない。
だいたい、よくない妄想というか、いろんな哀しい想いとか取り越し苦労とかが
夕闇と冷たい細かいビーズのような雨と
一緒に入り込んでくる。


だからいつもより思い切って張り込んだいいワインを買ったのに
風邪で、チーズフォンデュも、カイザーのパンも、いつもよりいいワインも
ちっとも 
味がわからないのであった。









コメント
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