ピアノ調律師 & ピアノ技術者 篠原洋一の徒然日記

「いい音作り」にこだわって辿り着いた倍音調律。NHKでも紹介された独自技術のピアノオーバーホール・リビルドは定評有り。

自己紹介その3

2017年06月29日 | 日記

ピアノ調律師・ピアノ技術者の篠原洋一です。

今日は、ピアノ調律について続きを書きます。

「倍音」という言葉は最近よく聞かれるようになりました。

特に癒しの効果があるとか、自律神経系が安定するとか、心身のリラックスとか、脳のを活性化される効果があるとか、、、、

倍音の定義は「基音の整数倍の振動の音」ですが、普通には何のことやら???

 

私は長年にわたり、心地よい音を求めた結果、調律の際に倍音をハモらせる工夫をしてきました。

詳しい科学的な説明は難しいですから、簡単にいうと、基音のみではなく倍音を意識して調律すると、雑音が少なく人にとって心地よい音になるということです。

倍音の効果を最大限に調律に生かすことにより、「きれ~い」な音、癒される音、α波の出やすい音のピアノにすることができます。

私はこれをピアノの倍音調律と呼び、日々実践しています。(調律師の私自身も音に癒されます。)

お客様が、ピアノを弾くたびに「いい音」を感じて貰えると思うとやりがいが生まれてきます。

 

今日はこのへんで・・・


自己紹介その2 調律について

2017年06月21日 | 日記

きょうは、自己紹介その2で、セシリアメソッドの「調律」についてちょっとだけご紹介します。

 

私は熊本県の山間の自然豊かな土地で幼少期を過ごしました。

家から数百メートルの小高い丘(篠原家のお墓がある場所)で、よく四季折々の徒然なる時を過ごしました。

そこは、四方を山に囲まれ、谷川のせせらぎ、鳥の声、遠くの山で響く木こりの斧の音などが、巨大な自然のアリーナのような空間にこだまするのでした。

たぶん、この時期の体験が、大人になって「いい音」探し求める土台となったんだな・・・と思い、故郷に感謝しています。

つまり、私にとって音を聴くというのは、耳だけでなく、「全身で」感じるものなのです。

 

高校のころ(このころには熊本市内に住んでいました)、音楽好きで、声楽で音大に行きたいと思ったくらいの私が、ピアノの調律に興味を持つきっかけとなったのは、当時通っていた声楽の先生のお宅で、レッスン開始がピアノ調律のせいで待たされた際に、その調律師さんから「耳がいい」と言われたことです。

その後、親の薦める普通の大学に進学したものの、やはり「音」や「音楽」の道に進みたくて、大学を中退して浜松にあるカワイピアノ調律師学校に入りました。(父親は猛反対!勘当ものでした)

研修期間を終えた駆け出しのころ、時代は高度成長期の日本、いまとは違ってピアノ調律師が圧倒的に足りなかった時期でした。

調律師は婿にしたい人気職業ナンバー2、引く手あまたで、ピアノもばんばん新品が売れたものです。(今では想像つきませんよね?)

いろいろとあちこちに引き合いがありましたが、結局、尼崎の新響楽器に就職、関西に住み始め、以来ずっと現在に至るまで阪神間で暮らしてきました。(阪神間はやはりいいところですからね、自然と都会がちょうどいい程度に混在できているから・・・)

 

しかし、何事も「納得いくまで突き詰めたい」性分の私は、もっと上を目指そうと、コンサートピアノの調律を勉強し、留学も希望し(これは処処の事情で残念ながら叶いませんでしたが)、真空管アンプのオーディオに凝り、クラシック音楽のコンサートに通い、etc...会社が台数をこなすことだけを考えているのに反発していました。

実は、会社はその時期に、私が初めて提案した、それまでには業界に概念もなかった、ピアノの「定期調律」案を採用し、それが現在では業界の常識となっています。(特許でも申請しておけばよかったです・・・)

そのxx年後、独立してセシリア楽器、ピアノ工房を立ち上げたのでした。

そこから、「いい音探し」が本格的に始まるのでした。

この続きはまた次回で。。。

 

 

 


自己紹介その1

2017年06月21日 | 日記

ピアノ調律師・ピアノ技術者の篠原洋一です。

ピアノ調律歴は既に半世紀以上になります。

きょうは、自己紹介その1ということで、セシリア楽器(お店)についてちょっとだけ紹介します。

 

兵庫県芦屋市大桝町にセシリア楽器というピアノ工房・店を構えています。☎0797-32-4333

もともとは芦屋市内の別の場所(若宮町)に店がありましたが、阪神大震災で全壊し、

その後、紆余曲折あって今の場所(大桝公園の向かい)に平成11年に新築しました。

 

セシリア楽器は4階建てです。

お店の2階には「セシリアホール」があり、2~3階吹き抜けの音響の良いサロンホールです。

数年前までは、このホールにベーゼンドルファーのインペリアルが鎮座?しておりました。

縁あってこのピアノは横浜にお嫁に行きましたが・・・(ピアノを売るのが商売ですからね・・)

そののち、ベヒシュタインや、いろいろの国産のメーカーのピアノがホールに置かれ、

現在は約150年前のニューヨーク・スタインウェイのフルコンが居ます。

このニューヨーク・スタインウェイのピアノの修復に関しては、NHKが取材、9時の全国放送でも紹介されました。

(このホールでは、私が創設したNPO法人芦屋芸術村の活動;アマチュアオーケストラやバレエ教室が、にぎやかに練習に励んで  いたりします。1階ではヴァイオリンやピアノの個人レッスンもおこなわれています。)

 

そして、4階はピアノ修理工房です。

ここでは、我が工房の得意とするところの、

★オーバーホール

★リビルド

★メンテナンス

★調整

などを行います。
(これらについてはまた別の機会に詳しく書こうと思います。)

工房にはいつもところ狭しといろいろな大きさのピアノが置かれ、修理の順番を待っています。

 

震災後10年間でセシリア楽器が手掛けた、被災したピアノの修理は300台を超えます。

そして、その修理のノウハウと、世界3大メーカーのピアノを手掛けてこれまでに積んだ経験とが集大成されて、

「セシリアメソッド」が生まれました。

このメソッドにより、古いピアノが新品よりいい音 Better than new のピアノに変身し、お客様に喜んでいただけるのを

見るのは、私にとってもうれしいことであります。

 

ただ、うちの商品のピアノやピアノの良い音は、鞄にサンプルをもって営業に行けるような代物ではないので困りますが・・(笑)

 

きょうはこのへんで・・・。

 

 

 

 

 

 


ブログ始めました。

2017年06月19日 | 日記

ピアノ調律師、篠原洋一です。

徒然なるままに、「いいピアノの音」「セシリア・メソッド;倍音調律」について、このブログでお話ししたいと思います。

よろしくお願いします。

篠原洋一

芦屋セシリア楽器オーナー