馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

2020年10月 北海道馬旅 1日目ー2

2020年11月23日 15時57分46秒 | 旅行
ばんえい競馬は世界でここだけ。
巨大なばん馬が480~1000kgの重量のそり(そり自身の自重、積載物、騎手の体重込みで)(牝馬は20キロ少ない)を曳いて2か所の障害のある200メートルのコースで速さを競う、唯一無二の競馬です。
かなり過酷なレースでもあります。





馬はばん馬と呼ばれる農耕馬で、頭も体もお尻も足もがっちり巨大です。



スレンダーなサラブレッドを見慣れているので、そばでその姿を見ると大迫力でただただ見惚れてしまいます
本当に美しい馬です。





重いそりを曳いて高い障害を越えるので、力を貯める時間があったり超えたものの疲れて休んでる時間があったりで普通の競馬のようにあっという間に終わったりはしません。
馬券を買っているわけでもなく、どの馬も初対面で思い入れがあるわけでもありませんが、その必死な姿に思わず応援してしまいます。



へたくそなのでなかなかいい写真が撮れないのが残念



さて、私は今まで馬券を買ったことはありませんし今回も買いませんでしたが、友達はここに来るといつも買うそうです。
通常の競馬はあちこちの競馬場にたくさんの馬が移動してレースに出ますが、ここばんえい競馬ではいつも同じメンツです。
何せ現在世界でここだけなので。

となると、私のような観光客にはわかりませんが地元で毎度のように馬券を買っている常連さん達には自ずとどの馬が強いのかわかっているわけです。
出馬表を見てこのメンツならこの馬というのがわかるので、彼らは馬券を締め切る3~5分前に買うそうです。
なぜそんな直前かというと、もちろん少しでもレートが高くなるように(自分たちが動くことで下がるので)。
友達はいつも常連さんたちが動くぎりぎりまで待ってオッズを確認し、上位3頭を選んで馬連(1着と2着になる馬を選ぶ、着順は関係なし)で3通り買うことにしており、1レース3通りずつなので大勝ちはしないものの毎回晩ご飯代くらいは稼げるのだとか。

この日も4レースで合計2300円勝ち越してました。
恐るべし!地元の常連さんたち。
って言うか、ありがとうございますだよね(笑)。





前回来たときは予約制のバックヤードツアーに参加できたのですが、今回は残念ながらコロナのため中止となってました。
バックヤードツアーではばん馬たちのつなぎ場や厩舎、そり置き場や騎手の計量所、そして通常一方向からしか見ることができないレースを反対側から見ることが出来ます。
スタッフの方から貴重なお話しも聞けますし、無料で超お勧めです。
コロナが収まって再開したらぜひ参加してください。

敷地内にはふれあいコーナーもあり、引退したばん馬やポニーにニンジンをあげることができます。
100円でびっくりするほど太いニンジンスティックが大量に買えます。
関東の動物園とかのふれあいコーナーだと200円とかで鉛筆より細いようなニンジンスティックが3本とかですが、こちらはものすごくコスパがいいです!
ばん馬が巨大なのでたくさんニンジン食べても平気というのもあるでしょう。



他にもニワトリ、ヤギ、ウサギなどもいます。

私はめっちゃ好みのロン毛のハンサムなばん馬ににんじんをあげました
かわいい~~~でかい~~~



ばんえい競馬はナイターもやっているので、暗くなるとまた風情があってきれいですが小さいデジカメだし馬に向かってフラッシュをたけないので写真をちゃんと撮れませんでした。
下の写真は友達が撮ってくれたものです。



晩ご飯は帯広の一角にある北の屋台。
小さな屋台がひしめき合っている通りです。

一応全部見て歩いてからお店を決めました。
座席数は一ケタから10席くらいのところがほとんどなので人気のお店は並んで待っている人も。
反対にガラガラのお店もあります。
寒い地方なので屋台といっても外の席ではなくちゃんと屋内になった造りです。



外にメニュー表やおすすめ料理の写真などが貼られているので初めてでも選びやすいです。
絶対食べたい!と思ったのが、ラムのたたき!
でも最初通ったとき満席でした。
通りの端までゆっくり見て回ってやっぱりさっきのお店で少し待ってでも食べようということになり戻ってみると、ラッキーなことに席が空いてました
速攻店内へ(笑)。

お店の名前を控えるのを忘れてしまったんですが、外にラムのたたきの写真が貼ってあるお店です。
探してください。

お腹が減っててすぐに食べてしまって気づいたら写真も撮ってなくて・・・
でもびっくりするほどおしゃれな盛り付け

正直なこと言うと、屋台の料理ということで私舐めてました。
味はおいしくても見た目は大雑把なんじゃないかって。

とんでもありませんでした!
おしゃれで繊細な盛り付けで、味も絶品!
ここも近くにあったら通いたい~~!

ラムのたたき、初めて食べました。
めちゃくちゃ柔らかくてお肉が甘い
まさにとろける感じです!

ローストビーフは霜降りまくり!
こんな霜降りのローストビーフ初めて見ました!
今まで食べたどのお店のローストビーフよりおいしい!
これも口の中で溶けるようです。



まぐろとウニのお造りも絶品です
初めて食べたさんまの刺身もめっちゃおいしい!!

もう、おいしいしか言ってない(笑)。
北海道おいしいものだらけです

次はお寿司を食べようということで、向かってすぐ左隣の武太郎というお店へ。
これヒントですよね。
先ほどのお店はこの武太郎さんの向かって右隣りです。

ここでも写真撮り忘れましたが、繊細で美しい握りがそっと目の前に置かれるのは私の中の屋台のイメージとはかけ離れています。
恐るべし!北海道の屋台!

シシャモのから揚げも初めて食べました。
私はお酒が飲めない人なので普段居酒屋に行くこともなく、こういうおつまみ的なお料理には疎いです。
これもめっちゃおいしい!
シシャモというと子持ちのメスを食べることが多かったですが、北海道ではオスが人気なのだとか。
脂がのっておいしいそうです。
このから揚げもオスのシシャモでした。
とってもおいしかったです。

お寿司はエンガワ、いくら、トロ。
めちゃくちゃおいしい
普段くるくる回ってるお寿司しか食べてませんから、もうくらくらするほどおいしかったです
ウニとトロを追加で注文。
おいし~~~しあわせ

まだまだ食べられるけど、さすがにくるくる回ってるお寿司とはお値段が違いますから(笑)これで我慢。
また食べに行きたいな~~。



屋台からの帰り道、馬車に遭遇。
夜までお仕事してるんだ。
大変だね・・・



今回帯広は半日だけでしたが、ガイドブックを見るともっと行きたいお店とかいろいろあったので今度はもう一日くらい多めに滞在したいと思いました。






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