馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

2020年10月 北海道馬旅 2日目ー1

2020年11月24日 19時43分51秒 | 旅行
朝、帯広は晴れているけれど、北海道は広いのでこれから行く浦河は天気予報では雨。
これから移動して午前中に外乗の予定なので、頼む~~~持ってくれ~~~

浦河までは車で2時間くらい。
あまり車も通っていない広い道だけど、友達はゆっくりでスピードを出しません。
何でも北海道はあちこちでねずみ捕りをやっているらしく、車に設置したレーダーがしょっちゅう反応します。
道が広くて交通量が少なくて信号もめったにないから、ついついスピード出しちゃうドライバーが多いからでしょう。

浦河に近づくにつれて牧場が増えていきます。
牛や馬がいっぱい
うれしい光景です

浦河に到着。
曇っていますがお天気持ってる!良かった!

乗せてもらったユメちゃんはすごくおとなしいと聞いていました。
しかし、私が乗ったとたん暴れて立ち上がりかけました。

馬上に上がるときに踏み台がなく、足を持ってあげてもらったのですが、めっちゃ馬に乗っていたころでさえそんな乗り方は数えるほどしかしてないし。
かなりブランクがあるうえ年寄りになってしまった今若いころみたいにひょいっと上がれるはずありません。
無様に必死に這い上がるような感じになり、馬がイラッとしたのかもしれません。

厩舎の通路で乗ったので、下はコンクリート。
暴れようが絶対に落馬するわけにはいきません
コンクリートの上に落ちたら骨折する可能性が高いし、そうなると若くないからなかなか治りません。
何度か立ち上がりかける馬に声をかけつつ何とかキープ。
「すっごいおとなしいんだけど~~。」と友達。
「全然おとなしくないじゃん!」と私。

「きっと私がどんくさく乗ったからイライラしたんだよ」と言うと、「いや~初めて見た。」と友達
無様すぎて温厚な馬にさえイラッとされるとは・・・なんて情けない・・・
若ければ多少ブランクあってもここまでどんくさくないよね。
もう年なんだから、今後も馬に乗りたいならどこかで乗り続けなければ乗れなくなってしまう。
やっぱり馬が好きだし乗りたい。
乗馬クラブ入るべきだよなあ・・・

すぐ落ち着いてくれたのでそのまま厩舎の外へ。
普段の私なら初めて乗る馬がこんな感じならドキドキして怖くなったはずですが、不思議と平気でした。
きっとその前に、「おとなしくてお利口な子」と何度も聞いていたおかげで無意識におとなしいマジックが効いていたようです(笑)。
それでもやっぱり焦っていたのか、せっかく馬装してくれた女性にお礼も言えずに外に出てしまいました。
戻ったら言わなきゃと思っていたけれど、戻ってきたときにはお昼休み(?)で誰もいませんでした。
ごめんなさい、ありがとうございました。



ものすごく広い!
本当に北海道ってすごい
行きは写真を撮ってもらいながらずっと常歩で進みます。
さっき暴れた同じ馬とは思えないほどお利口さんで、落ち着いているけれどサクサク軽くてめっちゃ理想の馬じゃん
快適~~~



広大な芝エリアを抜けると今度は林の中へ。
「こっから先クマ出るんだよね~~」と、友達がいきなりパン!と大きな音で手をたたきました。
びっくりした私の馬が横っ飛び。
「やめて~~~!馬びっくりしてんじゃん!」

とはいえクマと遭遇して馬がそれに気づいてしまいパニくって急転回して振り落とされて放馬してしまうと、馬は逃げれても私は逃げられないので(笑)。
急な大きな音はなしにしてもらい、細かくパンパン手をたたいてくれることに。
音を立てることでクマの方に避けてもらいます。

小さな川を渡り急な傾斜を上って見晴らしの良い丘の上へ。
「こないだここでクマに会ったんだよ。」と友達。
今日は出てこないで下さいね。

写真を撮って傾斜を降り、足場の良いところまで来てから速歩。
しかし!!久しぶりとはいえ一年前の夏に海岸外乗した時は平気だったのに今回は歩いているだけで力が入っていたのか右の足首が痛くなっていて、軽速歩でうまく立ち上がれません。
なんで???
無理して立ち上がるのでバランスを崩して座るときにどすん!と降りてしまう。
最悪!!!
「どうしよう!めっちゃ馬の負担になってる!!」というと、「大丈夫~~。」と言ってはもらいましたが実際には全然大丈夫ではありません。
本当に馬にかわいそうなことをしました。
そりゃこんな乗り手じゃイライラするわ。
ごめんなさい。

前方にキタキツネが!
歩いてゆっくり近づいたつもりでしたがすぐ身をひるがえして逃げてしまいました。



その後、鹿にも会いましたがやっぱりすぐに逃げてしまう・・・

それから駈歩。
でも速歩でどすどすしてしまったから背中が心配でツーポイントで。
若いころはずっと乗っていられたツーポイント。
しか~~し!ブランクがあるうえ年を取った私は足首が痛くてすぐに限界が・・・
ショック~~~!!!
せっかく走り放題なのに~~~!!!

マジで情けないです。
ショックで悲しい・・・
やっぱりちゃんとどこかのクラブに入ってコンスタントに乗らなきゃ。



ちょっとブルーになりながら歩いて帰る途中で雨が降り出しました。
最初はぽつぽつでしたがだんだん雨足が強くなり、びしょぬれに・・・
坂道は歩き、平たんなところから速歩で走りましたがちょっと感覚を取り戻してきてこの時の軽速歩は昔のように普通に乗れました。
よかった~~~。
びしょびしょになりながらだけど、おかげでメンタル戻りました。
落ち込んだまま終わらなくてよかったよ~~。
頑張れ私~~

キュロット絞れるくらい濡れました。
馬を洗わなくてはと思いましたが、「雨が洗ってくれる。」と、馬装を外すとそのまま外へ放牧。
北海道すげ~~~!!!
他県は知らないけれど関東の乗馬クラブなら、たいていどこでも雨に濡れた馬をきれいに洗うなり拭くなりして馬房に戻します。
しかしここでは雨の中放牧するのです。
馬も強いよな。



びしょびしょすぎてなかなか服が脱げないほどでした。
厩舎の2階で着替えましたが、階段を上るときは平気だったのに降りようとしたら膝に力が入らず転げ落ちそうになりました。
体なまりまくり、筋力落ちまくりです。
まじでまずいです。
このままではいけません。運動しなきゃ。

余談ですが、去年の12月頃あまりに運動不足なのでどうにかしなくてはと危機感を抱きました。
どこかの乗馬クラブに入りなおして馬に乗るのが一番!
楽しいのが続く秘訣だし。
しかしどこかってどこで???
どんなに考えてもこれから入会しようと思うクラブが見えてきません。
ここは料金が高い、ここは遠すぎる、ここは道が狭くて不便、などなど・・・

結局決められず、夏に久しぶりにプールで泳いで楽しかったので馬に乗れないならスポーツクラブに入って泳ごう!と思いました。
ジムのプールで泳げるような水着を持っていなかったのでネットで買おうとして、いや待てよ・・・
馬に乗らなくなって約6年。
当然のことながらかなり体型が変わってしまっています。
見ないふりしてきたけど、でぶでぶです。
ネットで水着買っても着れないかもしれない・・・

仕方ないのでスポーツ用品店に行って試着。
若いころに着ていたMサイズを持って試着室へ・・・
太ももから上がりません

いやいや、わかってたよ。
そりゃそうよ。でぶってんだから。
Lサイズを持って試着室へ。
何とか着れるけどっ!めっちゃきつい!!!
身体動かないよ!縛られてるみたいだよ!!
あかん・・・破れないうちに脱ごう・・・

同じLサイズでもメーカーや形によって少しずつ大きさが違うので、4着くらい試して一つだけ何とか普通に着れるものがありました。
あきらめてXLにすればいいけれど、2サイズも上がるのはなけなしのプライドが邪魔をして・・・(笑)

で、何とか着ることができた水着を買い、ジムで履くスニーカーを買い、あとは入会するだけ。
ってところでどんどんコロナがひどくなってきて、どこかのジムでクラスターが起こったのをニュースで見て、入るはずだったジムに入会していた知り合いがコロナを恐れて休会してしまい、これはもうコロナが落ち着くまでは無理だなと・・・
そのままステイホームになっちゃったし。
なので私の運動不足は半分はコロナのせいなのです。

雨が強いので乗せてくれた馬の写真も撮りに行けず。
晴れてたらもっと写真撮りたかったのに残念。
でも最後に降られたけれどほとんどお天気が持ってくれたのでラッキーでした。






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