馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ユナイテッド93

2006年12月31日 17時04分43秒 | 映画
ユナイテッド93を見ました。
民間旅客機での911テロで唯一地上での犠牲者がでなかったユナイテッド93機の映画です。
乗客が飛行機の中からクレジットカードで電話をかけたり、持っている携帯でかけたりして地上と連絡を取っていた事で、関係者の話をまとめて作った映画だそうです。

911テロの日、遅れて飛び立ったユナイテッド93でもハイジャックが起きた。
最初は普通のハイジャックだろうと、おとなしくしていればどこかの空港に着くと考えていた乗客たちだが、スチュワーデスが殺されたパイロットが運ばれるのを見たり、地上に電話をかけて他のテロを知り、この機もどこかに突っ込むつもりだと悟る。
乗客たちはハイジャック犯たちから機を取り戻そうとする。

誰が主役とか言うわけでなく、関係者達や機内の様子を淡々と追っていきます。
最初の2機が突っ込んだ映像も、映画的に大迫力なシーンに撮らず、ニュースで流れた映像をそのまま使ったように思えました。

この日、私は台湾にいて夜、テレビを見ていたら煙を上げるビルが映り、なんだろうと見ているうちに2機目が突っ込み、テロだ!と思いました。
そこからはずっとテレビに張り付くようにして見ていました。
同じ映像(煙を上げるビルに2機目が飛んできて突っ込むシーン)が何度も何度も繰り返されました。
ビルにあいた大きな穴。
ものすごい煙。
崩れていくビル。
映画を見ているみたいでした。
なんてことだろうと、とても恐ろしかったです。

台湾では世界一高い101が次に狙われると言ううわさが流れましたが、アルカイダが101を狙う意味があるのかしら???と苦笑しました。

どんな話かわかっていて、最後がどうなるのかもわかっていて見ていても、ものすごく怖かったです。
飛行機乗るの、すごく怖くなります。

主役がいるわけではないので、誰かに感情移入して見ているわけではないのですが、機内のあまりに恐ろしい状況と、死を覚悟して地上の家族に電話をかける乗客たちの姿に、涙が止まりませんでした。
あんな恐ろしいこと、もう二度と起こって欲しくないです。

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