梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

12年改定

2010年03月26日 | さえずり
12年改定
今の社会情勢を見るとこういう形でシフトされるのではないでしょうか

面積は同じ(介護保険原資)ですから
実際はもっと傾斜配分されるでしょうし
階段のような等間隔になるとは思えません
要介護1・2と要介護3以上に踊場が出来る可能性も

間も無く新年度が始まりますが
12年まで2年となります

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軽度の方への介護保険料総額も半分程度あるようですから
この辺りへの見直しも出てくるのではと思います

低所得者・独居・老老介護などの軽度者は経過措置があって良いと思いますが
介護3施設がそうした方々以外の受け皿となるのは
機能役割を明確にする上で必要になるのでは
家族都合な軽度者の施設利用への取り組みも見直されるべきでしょう
 ※曖昧な介護力不足などの理由から具体的明示化へなど

軽費老人ホーム、高専賃、有老を活用したものへ
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こうなると介護認定をするケアマネの質も大きく影響する
腕の良いケアマネ、そうでないケアマネ
認定を巡り不当論争も過熱するだろう

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地域ケアマネから
「空き状況はどうでしょう」
「なかなか入れませんね」という言葉を良く頂きます

ただ、こうした施設での社会的入所の長期化を生み出した
原因の一端は皆さんにあることもお忘れなくと伝えています

老健は、在宅復帰、中間施設であるから
きちんと退所後の青図を描いて置くのがケアマネとしては
当然のことです
特養待ちとして使うなら、老健間を転々とする可能性や
(それでも保証なんて無いことも)
特養申込を数箇所するべきとを伝えておくべき

今の老健の利用状況は空きベッドの確保=既得権争奪にしか
残念ですが映りません
ケアマネは自分の顧客希望のみ優先し
受け側の老健の役割や機能など多くは見て見ぬ振りです

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改めて、老健利用時に
各ケアマネが利用後のビジョンを描くようになれば
老健自身も長期化が抑止され流動的施設になりゆくと考えています
結果、待機期間も減少し使いやすい老健へ生まれ変わると言えます

次なる改定で
入所前のケアマネまたは紹介元へ戻すことでの加算などの仕組みが出来ることを
期待しています 
加算は先方に付けば良いかと思います

こう考えると今ある在宅復帰加算もナンセンス
30%、50%とありますが
この原資を紹介元連携加算等として加算付加すれば
丸投げや手放しケースも少しは減るんじゃないでしょうか

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