>大阪府警などの合同捜査本部は23日、不正車検の見返りに現金を受け取ったとして、加重収賄などの疑いで兵庫県芦屋市の自動車修理業、大喜千寛容疑者(55)=同罪などで起訴=を追送検した。
また贈賄などの疑いで奈良県生駒市の自動車整備会社の社長(57)と従業員(49)を書類送検した。
府警交通捜査課によると、大喜容疑者は国土交通省から指定を受けた自動車検査員で、みなし公務員。
平成22年1月から昨年10月ごろまでの間、計6153台についてペーパー車検や手抜き車検を繰り返し、計約7300万円の利益を得ていた。
大喜容疑者は「売り上げが激減したため不正を繰り返した」と容疑を認めている。(15/1/23 産経新聞)>ペーパー車検を請け負っていたとして大阪の自動車整備会社の社長が虚偽有印公文書作成などの疑いで逮捕されました。
整備が難しいクラシックカーと呼ばれる古いタイプの車を専門に扱っており、警察は客の要望に応えるために不正を繰り返していたとみて調べています。
逮捕されたのは大阪・都島区のブリティッシュモータースの社長、澤田拓治容疑者です。~(14/11/20 NHK)>大阪府警などの合同捜査本部は20日、必要な検査をせずに車検証発行の手続きをしたとして虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで、大喜千寛容疑者=兵庫県芦屋市、沢田拓治容疑者ら5人を再逮捕した。
いずれも部品不足などで修理が難しいクラシックカーを扱っていたという。
逮捕容疑は9~10月、1954年のジャガーなど、外国製の車4台について、保安基準に適合するか検査せず、虚偽の適合証を大阪運輸支局などに申請、車検証を発行させた疑い。
沢田容疑者は「検査によく引っ掛かるため、大喜容疑者にペーパー車検を依頼した」と供述。
大喜容疑者は「経営が厳しく、書類だけで車検を通せば金になった」と話している。
5人は同容疑で10~11月に逮捕され、大阪地検は20日、いずれも処分保留とした。(産経新聞)>法定の検査をせずに車検を通したとして、大阪府警交通捜査課は30日、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで、「オオキモータース」社長大喜千寛容疑者と自動車整備士の男2人を逮捕した。
府警によると、大喜容疑者は大阪府のほか、滋賀、奈良、兵庫の各県で自動車修理工場を営んでおり、近畿一円から客を集めて毎月約100台の車検を受け入れていた。
正規の検査では基準に適合しない外国製車を多く受け入れ、ほぼ全てで点検の手抜きや、書類作成だけの不正車検をしていたとみられる。
逮捕容疑は今年9~10月、乗用車とRVの3台について、保安基準に適合するか検査せず、虚偽の適合証を大阪運輸支局などに申請、車検証を発行させた疑い。
大喜容疑者は「弁護士と話をしたい」と認否を留保している。(10/30 スポニチ)>うその書類で、車検に合格したことにする、いわゆる「ペーパー車検」をしたとして、大阪の自動車整備会社の社長ら3人が、虚偽有印公文書作成などの疑いで逮捕されました。
警察は、この会社が、月に約100件の不正を繰り返していたとみて調べています。~ 調べに対し、大喜容疑者は認否を保留し、ほかの2人は、「社長の指示でやった」などと容疑を認めているということです。(NHK)
Autoclub アウトクラブ カーコンビニ倶楽部6店舗など
>不正改造車の車検を通す見返りに現金を受け取ったとして、警視庁交通捜査課などは9日までに、加重収賄容疑などでオートバランスコボリ(水戸市)の取締役小堀和秀容疑者(44)ら2人を逮捕し、法人を書類送検した。
同課によると、「もうけになるからやった」と容疑を認めている。
同容疑者らは2010年ごろから乗用車やオートバイなど約100台分の不正車検を行い、約300万円の利益を得ていたという。(14/12/9 時事通信)>車検は通常1日かかるところ、わずか数分で終わらせることもあったという。(NNN)
さすが、カーセンサー・Goo口コミ満点連発!
プロモート・タカハシ 10/12件、URBAN AUTO 24/37件、シティーオート 5/10件
(数日後に、店舗丸ごと速攻削除されております。
消費者庁は、車の修復歴を隠して情報誌に掲載していたとして、中古自動車販売業者3社に、措置命令を出した。
景品表示法違反で措置命令を受けたのは、神奈川・横浜市の「プロモート・タカハシ」、川崎市の「アーバンオート」、群馬県の「シティーオート」の3社。
消費者庁によると、3社は、中古自動車オークションで落札した乗用車を、事故などで車の天井やフレームなどに修復歴があるにもかかわらず、13年11月~14年6月にわたり、延べ80台分、中古自動車情報誌に、修復歴がないかのように掲載していた。
3社は「軽度のものだったので、修復歴がないとした。今後このようなことを行わないようにしたい」と、述べているという。(14/11/27 FNN)
ここ、かなり前から有名でしたね。ヤフオク、金融車
中古車取引を装い、違法な高金利で金を貸し付けたとして、警視庁生活経済課などは14日、出資法違反(高金利、脱法行為)容疑で、中古車販売会社「Kオート」元代表長谷部剣容疑者(38)=栃木県足利市=と、韓国籍で実質的経営者だった会社役員文日燮(42)=東京都豊島区=ら男女6人を逮捕した。
文容疑者は調べに対し黙秘しており、ほかの5人は容疑を否認しているという。
長谷部容疑者らは、中古車販売業の売り上げが減少した2009年以降、車を担保に金の貸し付けを開始。
11年4月~13年8月、延べ約200台を担保に約6500万円の違法な利息を得ていたとみられている。
逮捕容疑は12年8月~13年9月、川崎市内に住む40代の女性会社役員ら男女4人に対し、中古車売買を装って計790万円を貸し付け、法定の5.95~33.15倍に当たる計約38万円の利息を受け取った疑い。
同課によると、長谷部容疑者らは自社のホームページ上で、「車現金化、買い戻し」「車で資金調達可能です」などと勧誘。
市場価格より2割程度安い金額を利用者に渡し、利用者が買い戻せなくなった場合、車を売却していたという。(14/5/14 時事通信)
株式会社スーパーレッズ及び有限会社レッズ宇都宮に対する景品表示法に基づく措置命令について
Goo北関東版に掲載していた中古自動車のうち15台について、同誌に「修無」と記載することにより、あたかも、当該中古自動車の車体の骨格部位に修復歴がないかのように示す表示をしていた。(13/4/5 消費者庁)
13/3/26 日産プリンス茨城販売株式会社 不正車検など
日立森山店は指定取り消しと、45日の認証停止。検査員二名解任。
鉾田店は指定停止105日。認証停止10日。検査員解任一名。
ランボ、ポルシェ、アストン、プジョーやスズキなど正規ディーラー10店舗、モンスター10店舗などを展開、
更に、出光と組んで超小型EVを全国展開しようとしているタジマモーターコーポレーションのCEOですね。
>「気候変動というのを実感した。クリーンエネルギーに関心が出てきた。EVで地球温暖化を止める」
とエコエコ宣う、EVで一儲けしようとしているヤカラの、これが本当の顔ですか。
大町市内の原野に金属くずなどおよそ5.5tを捨てるなどした疑いで逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・中野区に本社があり、レーシングカーの開発などを手がける「タジマモーターコーポレーション」の会長、田嶋伸博容疑者(72)です。
警察によりますと、会長は大町市内の関連会社で役員を務める2人とともに、正当な理由がないにもかかわらず、おととし8月下旬に市内の原野に金属くずやコンクリート片などの廃棄物およそ5.5tを埋めて捨てたほか、去年4月上旬には同じ市内でおよそ40キロの木くずを焼却した疑いが持たれています。(22/12/6 NHK)
産廃は、車関連じゃなく、長野でやってる関連会社のリゾート事業(スキー場やキャンプ場)から。
この関連会社社長の元スノーボーダーが「改装、改築もDIYだ」、移住だ、SDGsだ、地域活性化だ、町づくりだ、サーキュラーエコノミーだ、語っているのがネットに残っているんですが、
そのゴミを原野に捨ててたって事ですね。
7日、タジマは共謀の事実を否定するPRを出しましたね。
いち早く関連会社の話を書き加えていたのだが、
自分の山に埋めたのを、逮捕案件?となって、既に法律通り処理してるのか。
田嶋さんはハメられた?裏があるのか?
12/26、元スノーボーダーは解任、起訴されましたね。
巨大グループの社長も起訴され辞めちゃいましたが、ニュースになる程の悪事だったのか?
23年5月、モンスター田島、制作中のフルカーボンのモーター付きスイフトでダートラ復帰 だそうです。
お元気そうで何より。何だったの?(10/17 タジマも会長も無罪判決)
>車同士が接触する事故が起きたと偽り保険金をだまし取ったとして、大阪府警が自動車教習所の元教官中村剛千(よしゆき)被告(38)(起訴)(大阪府四條畷市)と元教習生ら計4人を詐欺容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
中村被告は教習所の教え子を「当たり役」にして、自分のベンツが損傷したとする2件の事故をでっち上げ、詐取した保険金を山分けにしていたという。
中村被告以外の逮捕者は、西山允史被告(起訴)、李由美容疑者の元教習生2人と、自動車修理業山本英樹被告(44)(同)。
捜査関係者によると、中村被告らは共謀し、2011年5月、東大阪市の路上で、西山被告が乗った車に接触されたとする架空の事故を損害保険会社に申告。
山本被告が傷を修復したと偽り、修理費105万円を詐取した疑い。
さらに、12年7月、同府八尾市のコンビニ店駐車場で李容疑者の車に接触されたと偽り、同様に修理費63万円をだまし取った疑い。
4人とも容疑を認めている。(14/7/28 読売新聞)
>架空の交通事故で保険金をだまし取ったとして、大阪府警が詐欺容疑で、計8人を逮捕していたことが28日、府警への取材で分かった。
中村容疑者の逮捕容疑は平成24年3月、男女3人と共謀し、大阪府豊中市で事故に遭ったと保険会社に届け出て、車の修理費など保険金計約80万円をだまし取ったとしている。
府警によると、8人のうち中村容疑者ら6人は既に起訴されており、1人は起訴猶予処分になっている。(産経新聞)
八戸ノ里ドライビングスクールですね。
必要な点検をせずに不正改造車の車検を通したとして道路運送車両法違反で起訴された和歌山市の自動車整備会社社長・滝本正次被告(61)(公判中)が、「これまで1000台程度、無点検のまま車検をしたよう装った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかった。
和歌山県警は23日にも、新たな容疑で滝本被告と同社役員ら計3人を和歌山地検に書類送検する方針。
捜査関係者によると、3人は共謀し、1月下旬、顧客から依頼されたクレーン車1台の点検をしないまま虚偽内容の保安基準適合証を作成し、近畿運輸局和歌山運輸支局に提出した疑い。
滝本被告は、別のトラック2台の検査分について起訴されており、検察側は今月17日に和歌山地裁で行われた初公判で「遅くとも1997年頃から、顧客の依頼に応じて不正車検を行っていた」などと主張した。(14/4/23 読売新聞) オートピットタキモト自動車
消費者庁は10月31日、株式会社川島(グッド木屋瀬店)に対し、景品表示法第6条の規定に基づき、措置命令を行った。
川島が供給する中古自動車に係る表示について、景品表示法に違反する行為が認められた。
優良誤認の内容としては、オートオークションからの仕入れ時に提示される出品票に、車体の骨格部位が損傷するなどの「修復歴」を示す記号が記載されていた車両を、中古自動車情報誌には、あたかも修復歴がないかのような表示をしていたものである。
不当な表示がされた中古自動車は13台。(13/11/1 Goonews)
売却済みの中古車を広告に掲載したとして、消費者庁は4日、景品表示法違反(おとり広告など)で ハヤシ に再発防止を求める措置命令を出した。
実際は購入できない客寄せの商品を表示する「おとり広告」で、中古車販売業者が行政処分を受けるのは全国初。
同庁によると、ハヤシは2012年5~7月、新聞の折り込みチラシに軽乗用車計9台を掲載したが、いずれも記載した販売期間の前日までに売買契約が結ばれていた。
また、別の2台では4680キロ、2754キロだった走行距離について、広告で8キロ、4キロと新車同様に表示していた。(13/3/4 時事通信)
ダンプカーや大型トラックの車検を不正に通したとして、逮捕・起訴された奈良市の民間車検場の社長ら5人が車検を通す見返りに9万円を受け取ったとして贈収賄の疑いで追送検されました。
奈良市上深川町にある民間車検場の社長と自動車検査員はことし9月に全く検査を行わずにダンプカーと大型トラックの車検を通したとして客の男3人とともに道路運送車両法違反などの疑いで先月から今月にかけて逮捕され25日起訴されました。
民間車検場の社長や検査員は「みなし公務員」にあたり、客の男3人から車検を通した見返りに受け取った代金あわせて9万円は賄賂にあたるとして5人は贈収賄の疑いで25日、追送検されました。
調べに対して5人はいずれも容疑を認め、社長は「金もうけのためにやった」と供述しているということです。
警察は社長らが6年前からおよそ570台の車検を不正に通し、およそ2400万円を受け取っていたとみて調べています。(13/12/29 NHK)
車などを担保に不当に高い金利で貸し付けたとして、大阪府警生活経済課は15日までに、貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の疑いで、自称自動車販売業、小林英紀容疑者(39)=大阪市西区=、京都市の中古車販売業者「プロス」経営の山田幸治容疑者(45)=京都市=ら4人を逮捕した。
貸付総額は10億円に上る見込み。
東京、大阪、京都、兵庫の4都府県などで自営業者らに貸していた。
小林容疑者らは借り主から担保として車や手形、不動産を受け取っていた。
返済ができなかった場合、車は名義を変えて販売されていた。(13/5/15 産経新聞)
灯油入りハイオクの会社かぁ。
北海道運輸局は、茂田石油グループ(旭川)の系列会社「自動車検査場」(メカ・ドック)が運営する稚内市内の車検指定工場が、必要な部品修理をしないまま車検を通す手続きをしたとして、道路運送車両法に基づく行政処分を行った。
処分は7日付。今月17日から45日間の車検業務停止のほか、車両検査員1人を2年間の資格停止とした。
運輸局によると、同工場は今年7月、客が持ち込んだ車の駆動軸周辺のゴム製部品に破損が見つかったにもかわらず、客の求めに応じて修理せずに、車検更新手続きのための保安基準適合証を発行したとされる。
自動車検査場の茂田真徳専務は「お客さんの都合があったとはいえ、本来やってはいけないことをやってしまった。基本に立ち返り、適切な検査を心掛けたい」と話している。(10/9/29 北海道新聞)
ホンダカーズ苫小牧南糸井店を経営する「ホンダプリモ苫小牧南」が、1月31日付で営業停止したことが1日、わかった。
同市消費者センターには「車の購入費用を現金で全額払ったが、連絡が取れない」など相談が寄せられており、ホンダ(東京)は、営業本部社員を現地に派遣するなどして、対応にあたっている。
店頭には、先月下旬、「社員研修で休業」という紙が張られていたが、数日後に「臨時休業」となった。今は営業終了を告げ、横山社長の連絡先や、市内の他のホンダ販売店とは別の会社であることを記した紙が張られている。
店内に職員はおらず、店のホームページも閉鎖されている。
同センターには1日までに「1月末が納車日なのに店と連絡がとれない」
「現金一括で支払ったが、納車がない」など3件の相談が寄せられた。
ホンダによると、資金繰りの悪化が営業停止の理由で、再建する計画もないという。
同社広報部は「横山社長が事業停止前、顧客に説明したと聞いている」としている。(10/9/16 読売新聞)
いわゆる「ペーパー車検」を行ったとして、国土交通省関東運輸局は14日、カー用品会社「バッファロー」が運営する「オートバックス北浦和店」に対し、17日付で指定自動車整備事業の指定取り消しと25日間の自動車分解整備事業の停止処分とし、自動車検査員1人の解任命令を出した。
関東運輸局によると、同店では平成22年12月~今年2月、ペーパー車検の依頼を受けた3台の乗用車について、道路運送車両法に違反し、車両の入庫や検査を行わないで保安基準適合証を交付する不正な車検手続きをした。(11/10/14 産経新聞)
13/2/27 フタバ産業の幹部らが不正融資を隠すために銀行の振込伝票を偽造したとされる事件で、名古屋地検は27日、業務上横領と有印私文書偽造、同行使の罪で元常務の市川康夫(64)、部下で元役員の加藤博久(60)両容疑者を起訴した。
起訴状によると、市川、加藤両被告は共謀し、2008年3月と4月、出資するロボットメーカー「ビジネスデザイン研究所」(BDL、名古屋市中区)に不正融資する目的で、計14億9700万円を取引会社に送金。
08年10月には、BDLへの不正融資事実を隠す目的で、別の会社2社との取引だったと装うために、銀行の振込伝票3通を偽装したとされる。
両被告と同じ容疑で逮捕されたBDLの木村憲次社長、有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕されたフタバ産業の小塚逸夫前社長について、地検は処分保留で釈放した。
「なお捜査に時間を要するため、現段階での処分を見送った」としている。(中日新聞)
10/4/25 アイシン精機は、刈谷労働基準監督署の是正勧告を受けて08年1月~09年11月のサービス残業分の賃金を今年3月に支払ったことを明らかにした。同社はサービス残業の時間と支払額を公表していない。
同社広報部によると、是正勧告は09年10月下旬の同労基署の立ち入り検査に基づくもので、30分単位で記録された残業時間と従業員のタイムカードの出退勤時間の間に差があったという。
勧告を受けて同社は、社内調査を実施し、同年12月にパートを含む従業員約1万2千人の残業実態を個別に確認。実際の残業時間が29分でも、30分未満の残業はカットされていたことが判明。
広報部は時間や支払額を公表していないが、同社関係者によると、確認された残業は計10万時間分、支払額は約3億円に上るという。
対策として、同社は4月から残業時間の記録を15分単位にし、より厳密に入社ゲートでも出退勤を記録する二重チェック態勢をとった。
同社広報部は「管理職、従業員とも時間管理の認識が甘かった」と話した。(朝日新聞)
トヨタ系列の大手自動車部品メーカー、アイシン精機が、刈谷労働基準監督署の是正指導をうけ、未払い残業代を労働者に支払っていたことが、15日わかりました。
職場の労働者と日本共産党の運動が実ったものです。(赤旗)
湘南三菱自動車販売は16日、横須賀店の元販売課長が全国の十数社の販売店に新車を格安販売すると約束し、代金の一部を受け取りながら納車せず、トラブルになっていることを明らかにした。
同社によると、8月に元課長を解雇し、背任の疑いがあるとして、今月に入って神奈川県警に相談した。被害額は数億円に上る可能性がある。
元課長は05年ごろから、販売店には値引き販売を持ち掛け、代金の一部を先払いで個人口座に振り込ませていた。
一方で、会社には格安販売を隠すため、通常価格で販売すると見せかけた注文書を提出していた。
同社では通常、400万~500万円の高級車は1割程度の割引率だが、元課長は約3~5割引きで販売契約。
社内調査に「会社のために売り上げを増やしたかった」などと説明したという。
湘南三菱自動車販売は「このような問題を起こし遺憾。引き続き調査を進め、会社の責任と本人の責任を明らかにしたい」としている。(10/9/16 共同)
>神奈川いすゞ自動車が、昨年1年間にトラック506台の車検で、義務付けられたブレーキの分解整備を行わず、車検を通していたことが22日、国土交通省関東運輸局の調べで分かった。
事故報告はないが、ブレーキ部品の摩耗や損傷の確認が放置され、重大事故を招きかねず、同運輸局は同社に対し、該当するトラックの安全確保を指示するとともに、民間車検場の指定取り消しなどを検討している。
同運輸局などによると、同社の八つのサービスセンターが昨年1~12月まで、必要なドラム式ブレーキの分解整備を行わずに、計506台分に保安基準適合証を出し、不正に車検を通させていた。
適合証を出すためには、まずタイヤそのものを外し、ブレーキのドラム部分を取り外すなど分解しての点検が必要。ブレーキ部品の摩耗・損傷など異常が確認できる。同社が車検で1年間に扱うトラック数は約3000台。1/6のトラックが、安全性が確認されないまま公道に出ていた。(読売新聞)
4/2追加 H13~18年の間にも同社が、トラックなど834台に不正車検を行っていたと発表した。この結果、不正車検の台数は計1340台となった。(08/2/22 産経新聞)>関東運輸局は5日、同社の自動車整備事業所5カ所を指定取り消し、3カ所を65~125日間の事業停止処分とした。
さらにそれぞれ20~25日間の分解整備事業停止処分とした。(8/6 毎日新聞)>神奈川県警交通捜査課などは10日、道路運送車両法違反の疑いで、神奈川いすゞ自動車傘下の7事業所の自動車検査員計11人と、法人としての同社を書類送検した。
県警によると、11人は07年4~12月、車検に持ち込まれた22台のトラックについて、手間がかかることから同法で定められたドラムブレーキの分解・点検をしないよう整備士に指示。
指定整備記録簿には分解・点検を行ったと虚偽の記載をした疑い。(10/2/10 時事通信)
07/4/2 岩手三菱自動車販売株式会社 幹部社員が盛岡地方検察庁に書類送検されたことを受け、オフィシャルサイト上に謝罪文を掲載した。
これは、05年3月、岩手三菱自動車販売の部長(55)と、販売協力店の専務(57)の2人が15台の自動車で不適切な登録を行っていたことが社内監査で判明、同社は関係当局に届け出た。そして今回電磁的公正証書原本不実記録と同供用の疑いで書類送検されたことによるもの。
手口;部長は05年3月、決算期に合わせて報奨金などを見込み、新車15台を販売したように見せかける為、専務に協力を要請。専務の会社名義で虚偽の登録をし、決算後名義を自社に戻し新古車として販売していた。
05/7/13 仙台市青葉区で今年4月、走行中のトラック(3.5t)から左後輪タイヤが外れ、直撃した歩行者2人が重軽傷を負った事故で、宮城県警は14日、事故はトラックの車検を請け負ったディーラーでの整備不良が原因だとして、宮城トヨタ 南中山店の男性整備士2人を、業務上過失傷害容疑で仙台地検に書類送検する。
車検時のミスで整備士の責任を問うのは極めて異例。
運転していた会社員も同容疑で書類送検する方針だ。
調べでは、整備士は車検に出されていたトラックの左後輪タイヤを整備した際、ナットを十分締めず、検査担当の別の整備士もミスを見落としたい。
2人は「社内規定通りに整備後の検査をしていれば、事故は防げた」と話しているという。
トラックは4月4日、所有者の造園会社に引き渡され、翌5日、同社員が運転中にタイヤが脱落し、女子大学生2人に重軽傷を負わせた。
同南中山店は国土交通省東北運輸局長の指定を受けた民間車検場で、同運輸局はすでに道路運送車両法に基づき、車検を請け負うことができる「保安基準適合証」の使用を35日間停止するなどの処分を行っている。(毎日新聞)
04/3/30 天童市駅西3丁目のマックコーポレーション(宮崎厚代表)が、自社の展示場に展示していた中古車8台の走行距離を過少に情報誌に掲載したとして、公正取引委員会は29日、景品表示法違反(不当な表示の禁止)で同社に警告した。公取委によると、同社は今年1月発売の中古車情報誌「カッチャオ東北版」(隔週発行)と「Goo東北版」(同)で、自社展示場の中古車8台について、走行距離を過少に表示した。
2つの情報誌に掲載した走行距離は約8万キロから約10.1万キロだったが、実際は約16.2万キロから約9.5万キロで、約8万キロから約千キロ過少に表示していた。
>整備していない車に車検に必要な証明書を交付するなど道路運送法に違反したとして、福島県郡山市の自動車整備業「ガレージコバヤシ」代表取締役 小林八郎と、宮城県仙台市太白区の中古車販売業「ディーノ」代表取締役 山川勉を、同法に基づき行政処分すると発表した。(07/6/28 河北新報)
>福島県警郡山署は17日までに、不正に車検を通したとして、道路運送車両法違反と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで小林弘行容疑者と山川勉容疑者を逮捕した。
調べで、小林容疑者が不正車検で1台当たり数万円の謝礼を山川容疑者から受け取っていた疑いが浮上。検査員は車検業務上、公務員とみなされるため、同署は容疑が固まり次第、小林容疑者を加重収賄容疑で、山川容疑者を贈賄容疑で再逮捕する方針。
調べでは、小林容疑者は郡山市の民間車検場の検査員だった05年3月から06年5月まで、山川容疑者から車検を依頼された車8台の点検整備や検査をせずに、車両が保安基準を満たしていることを示す書類を福島運輸支局に提出し、車検を通した疑い。
不正車検は東北運輸局などの調査で発覚。
運輸局は07年6月、小林容疑者が勤務していた会社の車検工場指定を取り消したほか、同容疑者を解任するよう命じた。
山川容疑者が役員を務める仙台市の会社については、自動車整備工場の認証を40日間停止した。(08/6/18 河北新報)
>郡山署は、不正車検の依頼料が公務員とみなされる元自動車検査員へのわいろに当たるとして25日にも、不正車検を依頼した山川勉容疑者を贈賄の疑いで、小林弘行容疑者を加重収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。
これまでの調べでは、山川容疑者は、家族らの乗用車の不正車検を小林容疑者に依頼、依頼料として現金を渡した、とされる。
同署と県警捜査二課は、現金授受は依頼料ではなく、山川容疑者から「みなし公務員」の検査員だった小林容疑者へのわいろと判断したとみられる。
両容疑者は今月15日、乗用車の点検・整備を行わずに、書類に安全基準を満たしていると記載し、車検手続きを行ったとして、道路運送車両法違反などの疑いで逮捕されている。(6/25 福島民友ニュース)