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ザ☆お役所仕事

>03/10/01偽造重量税印紙690万円分、自動車検査所で発見
03年6月国土交通省関東運輸局東京運輸支局多摩自動車検査登録事務所で、偽造された自動車重量税印紙約690万円分が見つかっていたことがわかった。問題の印紙は、6,300円、25,200円、37,800円の計3種類。
いずれも「ユーザー車検多摩ネットワーク」の名称で営業していた男が申請しており、警視庁立川署は男の偽造とみて捜査を始めたが、男は12月に焼身自殺。同署は04年、被疑者死亡のまま、印紙犯罪処罰法違反の疑いで東京地検八王子支部に書類送検した。

というニュースから3年後の今ごろになって、

>偽造印紙が使われいた02年8月~03年7月、約180台分について、関東運輸局が車の使用者に改めて総額約690万円の重量税を請求していることが20日、わかった。
車の使用者は業者に重量税相当額を払っているが、業者は死亡。
運輸局は「重量税は未納状態。納税義務は車の使用者にある。」と主張するが、二重払いとなる使用者からは怒りの声が上がっている。

いや~、お役所仕事あっぱれですなぁ。
この業者の犯行と分かっているにもかかわらず、何の罪もない一般庶民に「納税しろ」と平気で言えるのね。

ちょっと話はそれるが、車検ってディーラーや整備工場などでコミコミ6万とか10万とかで受けますよね。
その半額くらいは税金です。(重量税、自賠責、印紙代)

つまり整備工場側からいうと、
「もうすぐ車検ですよ。」などと集客をする=税金の徴収の告知・集金代行をしてあげている訳です。

が、整備工場は国から何ももらえない。

逆に顧客からは「2年ごとに車検10万って、儲かってしょうがないね。」と言われる。
(ま、これは業界の人達の今までの怠慢ではあるのですが。
ちゃんと、内訳を説明していなかったから誤解をされているので。)

上のほうの人たちは銀行にはやさしいのに、整備工場には冷たいんだね。
(宝くじは、手続き運営代金として300円のうち約43円もみずほにあげている!)

税率上げて、余らせないように道路にばかり使っていないで、整備工場に分けてあげてください。

話を戻して今回のケース、請求されているみなさんは何の罪もないと書いたが、
「こんな怪しい業者で車検を受けるからだよ」と言ってしまうと、そうかもしれない。

業者の名前(ユーザー車検~)からすると、きっと「安いから」という理由で選んだのだろうが、ご愁傷様でした。

車も、車検も、ガソリンも、安かろう悪かろうに引っかからないように気をつけましょう。

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