06年、欧州27カ国のベストセラーは『オペル アストラ』
04年の発売以来、圧倒的な支持を得ています。
去年日本での販売を休止した、日本ではあまり売れなかったオペル。(月200台弱でした。)
そのオペルの主力モデル『アストラ』がなぜ1位なのか?
(日本では、よく壊れる、下取り価格が低いなど不評だった訳ですが。)
理由を探ってみると、欧州で売られているアストラには、
ATではない。MT(マニュアル)である。
エアコンがオプション。
パワーステアリングもオプション。
燃料噴射も昔ながらのキャブ仕様がある。
デッキ等はオプション。(前の車からの入れ替えも多いとか)
など、日本に輸入されている『オペル アストラ』との違いがあるのです。
つまり、欧州の人は走り以外の余計な装備はいらない
すると、安い!
修理費用も安い。
余計な装備が装着していないと、整備性もいい。
余計な装備がついていないオペルは、壊れない。(らしい)
燃費もいい!
アストラは本来、MTで経済的に乗る、車の本来の目的である「走るための車」なのだ!
それをヤナセなんかが売ろうとするもんだから、
妙に高級車ちっくにして、「ゴルフ対抗車」に仕立て上げるから、売れなくなってしまったのだ。
といって、アストラのMT、パワステ、エアコンのみのシンプル装備を輸入して売れるのか?
と言われると、難しいだろう。
でも、デッキレスが標準というのは環境にいいよね。
パワーウインドーなしというのも懐かしい。
(軽とか、「安くてもいいから」ということで需要はあると思うのだが。
パワステなしというのもいいよね。軽いから、パワステなしでも結構いける。)
昨日のリターンポリシーともつながるが、日本のユーザーの意識改革は必要ではないでしょうか?
オートマじゃないとダメ。
エアコン、パワステ、パワーウインドー、キーレス、ナビ付きが当たり前。
外装の綺麗さ命。(毎週洗車、中古車選びの第一歩は外装etc)
などなど
オペルさん、ヤナセなんかの力を借りないで、自力で欧州のオペルを欧州の売り方で売ってください。
エコテックエンジンを積んでるエコな車、メーカーとして。
応援します。
LOHASな車屋を目指す C.I.A. お車情報局