瑞原唯子のひとりごと

レベッカ


レベッカ。アルフレッド・ヒッチコック監督の映画。英国富豪と結婚したヒロインが亡き前妻の影に怯えて振りまわされる話。心理サスペンス。

結局、レベッカはどういうつもりでマキシムと結婚したんだろう。新婚四日目で言ったのは、マキシムを愛していないとか金目当てとかそういうことだとは思うけど、それを結婚早々にわざわざ本人にバラす意味がわからない。そのうえで完璧な妻を演じていたのは騙すのが愉快というだけなのか。何か復讐じみたものを感じて、本当にただの金目当てなのかなぁと思えてきて…。

レベッカ信奉者のダンバース夫人はレベッカの本性を知っていたんだろうか。それともレベッカの演技に騙されていたんだろうか。身近にいたダンバース夫人まで騙せていたとしたらすごすぎる。

ヒロインは無邪気というか幼稚すぎる印象。まあ、いちいち前妻と比べられてしんどいのはわかるんだけど。結婚前は秘書みたいなことをやっていたので、もうすこししっかりしているのかと思ってた。置物を壊したのを知られたくなくて引き出しに隠すとか幼稚園児か! あと仮装パーティの衣装はどうしてダンバース夫人の言うとおりにしたのか。自分を嵌めるかもしれないとは考えなかったのか。

マキシムは最初の結婚で大失敗したのに、また軽率に結婚…リゾート地で出会って数日とか普通に考えて頭がおかしい。富豪なんだからもうちょっと結婚に慎重になれよ。そんなんだから騙されるんだよ。今度も金目当てだったらどうするつもりだったのか。衝動的な性格はそうそう変わらないということですかね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

ランキングに参加しています

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事