瑞原唯子のひとりごと

嫌われ監察官 音無一六 第6話


着服疑惑のある警察官が練炭自殺を図ったような状況で亡くなっていた話。

四堂が思った以上にアホだった。表面的なことしか見ず、深く考えようともせず、その場の感情に流されるだけで、遵法精神もなく…そんなひとに監察の仕事が務まるわけがない。崇高な目的のためなら違法なことも許されるべきと本気で思ってそうですね。崇高な目的がなくてもかわいそうだったり慕われてたりしたら許されるべきと思ってそうですね。すごく騙しやすそう。

今回はとうとう着服金の持ち逃げという違法行為に協力してしまった。本人的には正義のつもりなんだろうな。ほんと警察官に向いてないと思う…というか会社員でも着服持ち逃げに協力なんてしたら懲戒処分だけど。何なら逮捕案件。いっそのこと義賊にでもなったらいいんじゃないかな。

音無が証拠を隠匿したという内部告発。証拠の扱いをどうするかの細かい規定はわからないけど、もし規定どおりにしていなかったのなら音無がダメだな。もちろん隠匿する意図はなかっただろうし、これから持っていくつもりだったのかもしれないけど、脇が甘いというか。

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