スティーブン・スピルバーグ監督作品。森林消火隊のパイロットが山火事消火中に事故死し、青年パイロットの守護霊になるが、その青年が自分のかつての恋人といい感じになる話。
感動ストーリーなんだろうけど、自分はモヤモヤするばかりでまったく感動できませんでした。設定や行動に必然性が感じられなかったり、キャラクターの心の動きが伝わってこなかったり。ラストもそうなるだろうなとありきたりなもので。物語に入り込めずに醒めた目で見てしまってました。
あとピートの行動にドン引きしてしまって…子供じみたイタズラをしまくってるあたりとか、自分はもう死んでるのに「俺の女だ」と執着しているあたりとか。まだ未熟な思春期あたりの少年なら理解できるんだけど、いい年したおっさんがやることじゃない。
ところで消火剤って人間にぶっかけて大丈夫なんですかね。もし薬品的には大丈夫だとしても、あれだけの量をあの距離からあの勢いで落としたら、下手したら死ぬんじゃないかと思うんだけど…。