瑞原唯子のひとりごと

金田一少年の事件簿R(7)

金田一少年の事件簿R(7) (2015/09/17)。栞さんがいちばん無関係そうなので逆に怪しいかも…と前巻の時点で思っていました(そんな理由)。鬼方桜柳の事件とは完全に別件だったんですね。いじめていた三人はそれぞれ頑張って成功を収めたけど、いじめの件についての心情は三者三様というか。あんまり反省してなさそうな人、できれば目をそむけていたい人、そしてしっかりと受け止めて心に刻んでいる人。蒼介さん、いじめの罪滅ぼしのつもりかもしれないし、止める資格はないと思ったのかもしれないけど、それでも止めなきゃいけなかったんじゃないかな。弁護士ならなおさら。犯人が新たな罪を背負って結局苦しむことになるんだし。鬼方桜柳の事件の方は…吉野さんの行為は、実際裁判をやったらどうなるかわからないけど、心情的には正当防衛だよなぁ。直接本人が殺されかかってたところで反撃したわけではないけど、そのまえに殺されかかっていたし、それを助けてくれた人が殺されそうになっていたし。通報せずに埋めちゃったのはいただけないけどさ。それで二人とも長年苦しんできたんだから犠牲者といっても過言ではない。あと、どうでもいいけど鑑識が相棒の米沢さんにしか見えない。

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