瑞原唯子のひとりごと

マーキュリー・ライジング

2017年6月29日
マーキュリー・ライジング。録画してあったのを見ました。わりと面白く見られたんだけど、サイモンを狙う動機まわりにちょっとモヤモヤする。NSAが開発していた国家機密級の暗号を、部下が勝手にパズル雑誌に載せるというのもおかしいし、それを解けたひとが現れたから殺そうというのも納得がいかない。キーも何もいらなくてこれだけで解ける暗号なら、サイモンだけじゃなく他にも解ける人がいるかもしれないよね。解ける人が見つかるたびに殺してまわるの? 解ける人がいても電話してくれるとは限らないよね。もし敵側に解ける人がいたら大変な事態になるんじゃないの? 暗号システムの失敗を隠蔽するつもりだったんだろうけど、部下まで殺しまくって隠蔽できるとは思えない。NSAの中佐さんがどれだけの権限を持ってたかは知らないけどさ。あと、主人公は優秀な潜入捜査官という設定なんだから、もうちょっとその設定を活かしてほしかったなと思ったり。

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