宝石商リチャード氏の謎鑑定 第12話:転生のタンザナイト。最終話。正義の父親、前回ラストで出てきたときゲスっぽいなぁと思ったけど、ガチでゲスだった。親の義務を果たさなかったくせに親の権利ばかり声高に主張する。いつだって自分のことしか考えていない。間違ったことをしたという自覚もなければ反省もない。こんなクズ人間のDNAで自分ができているのかと思うと絶望するし、自分もこうなるんじゃないかと不安でたまらなくなるけど、自分がどう生きるかは自分で決められる。あんなふうにならないと戒めを持って生きていれば案外大丈夫だよ。うん。正義には愛情をかけてくれた育ての父親もいるんだし。家族は血のつながりじゃなくて過ごした時間が作るもの。育ての父親のほうが正義に似ているような気がしたよ。外見も内面も。しかしリチャードとは将来を誓い合った仲なんだから相談くらいしようぜ。まあ大切だからこそ言えないという気持ちもわかるけど。リチャードを巻き込みたくないというのもあるだろうし、父親があんなゲス人間だと知られるのも怖いし。そして自分も父親同様どうしようもない人間だと思い知り、リチャードから離れようとした。でもバイトを辞めたくらいで縁が切れると思ったら大間違い。正義が困っていたら世界の果てまで助けにいきたいと、正義が好きで好きで仕方ないと、リチャードはかなり熱烈だからそう簡単に逃がしてくれないぞ(笑)。そして正義は成人式。調べてみたところ誕生日は5月14日らしいですね。つまり成人済み。リチャードは心置きなく手を出せるな、もしかしたらとっくに手を出しているかもしれないけど…とか思ってしまってすみません。