岡田准一主演「ザ・ファブル」のシリーズ第2作。
団地アクションは見応えがあったけど、アクションを見せるために動いているように感じてしまって、そうする必然があったんだろうかとか醒めた目で見てしまった。すごいアクションを見せるぞというのが先行しすぎているというか。しかしこれ誰も死んでないんですかね? 何人か落ちて死んでない? 直接殺してなければノーカウント?
それよりヨウコと鈴木のアクションのほうが面白かった。ヨウコの強さにスカッとしたし、8秒かかってくやしがるのにはクスッとした。
宇津帆が何をしたかったのかイマイチわからない。弟のカタキを討つためにファブルを殺したいみたいなことを言っていたけど、そんなに弟思いとも思えない。ヒナコに撃たれたあと煽りまくってたのもわからないし、手榴弾を投げてわざと撃たれたというのもわからない。
ヒナコの描き方も何か中途半端に感じてしまった。どうして宇津帆と行動をともにしていたんだろう。騙されて抜けられなくなったのか、自棄になって仲間になったのか、そうするしかない状況にあったのか…そのあたりを描いてほしかった。
貝沼があっさり死んで、特にフォローもないまま終わってしまったのがモヤッとする。裏切られたと思い込んで殺そうとするようなヤバいやつではあったけど、実際に彼がミサキにしたのはどこまでなのか気になってる。盗撮は? 盗聴は?