瑞原唯子のひとりごと

白い恐怖


アルフレッド・ヒッチコック監督作品。記憶喪失の殺人容疑者に恋した女性分析医が、彼と逃亡しつつ、彼の無実を信じて記憶を取り戻そうとする話。

誰が犯人なのか終盤に二転三転するあたりが面白かった。しかし犯人の動機が今ひとつ納得できない。院長の仕事を奪われそうになったから殺した? 短絡的すぎない? もちろんしばらくは院長のままでいられるだろうけど、そのうち別の新院長が来るんじゃ…。

夢を分析するところも面白いといえば面白いんだけど、そんな都合良く事件の夢を見るものかな? そんなはっきりくっきりと覚えているものかな? 教科書どおりに分析できるものかな? ちょっとご都合主義のようにも感じた。

分析医がわざわざ犯人と対峙して真実を暴くのが理解できない。普通に考えたら殺されてもおかしくないよ。こっそり警察に行ったほうがいいと思うんだけどな。そうすれば犯人を死なせることもなかったかもしれないのに。

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