お万はどう見ても殿に色目を使って近づくしたたかな女だったけど、殿はコロッと騙されて。やっちまったなぁ、でも現代の倫理観でははかれないからなぁ…とかモヤモヤしていたら、笑われたり諭されたり怒られたりと方々から大顰蹙で笑った。なるほど、正妻が知らないところで手をつけたのがマズいのか。
瀬名がお万の本性を見抜いてくれてほっとした。おっとりしたおなごと思われたまま完遂されたらくやしいもの。見抜いたうえで「見事じゃ」「嫌いではないぞ」と不問に付すあたり懐が広い。でも家康とは一緒にいたくない気持ちになってしまったのかな…?