大きな物音がしたという通報の確認をするために、特命係が奥多摩の山中に行った話。
まさか夢オチ? と薫ちゃんが目覚めたあたりで思ったものの、どうやらまるまる夢というわけではなかったみたいでホッとした。右京さんの「君との再会は運命だと思っています」発言も実際にあったのかな。すっとぼけて知らないふりをしたのは照れ隠しなのかも。
それにしても歴代相棒と同じ名前のひとと立て続けに出会うとか偶然が過ぎる。亨はともかく、神戸(かんべ)も冠城(かぶらぎ)もそこそこめずらしい姓なのにね。名前だけじゃなく設定も何となく歴代相棒と似ていたり。亨くんは特に…父親と同じ仕事を始めたらやたら干渉されるようになったとか、年上の先輩と起業したとか、認められたくて空回りして先輩にも父親にも迷惑をかけたとか。
右京さんが自殺志願者と間違えられたのは伏線だったのか。しかし死ぬなら迷惑をかけないように死んでくれよ…発作的に電車に飛び込むとかなら仕方ないけど、バスで他の乗客を巻き込んで爆死する計画とか悪質すぎる。自爆テロと変わらない。死にきれなくても死刑になるからという理由もあまりにも自己中心的でひどい。
ただ薫ちゃんの説得は絶望の真っ只中にいるひとには響かないと思う。ひとりじゃないとか、死んでほしくないとか、見ず知らずのひとに言われても余計に虚しくなるだけ。まあ彼の場合は心配してくれる祖父母もいるし、絶望の真っ只中というわけではなかったから響いたのかも。絶望というより何かこじらせてる感じでしたしね。
薫ちゃんと伊丹は電話でイチャイチャ。声でわかんだろと言っちゃう薫ちゃんにニマニマ。でもオレオレ詐欺の注意喚起している警察が「俺だ」と名乗るのはアカンでしょう。というか仕事の電話で「俺だ」はないぞ。身代金のやりとりにもニマニマ。薫ちゃんが誘拐されて、その身代金を伊丹(独身貴族)が払う未来があるかもしれない(妄想)。
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