トレイン・ミッション。通勤電車で謎の女に脅されてプリンなる人物を探す話。緊迫感とアクションを楽しむための映画かな。事件は主人公を追いつめるための舞台装置にすぎない。設定は雑で適当感があるし、真面目に考えるといろいろモヤッとするけど、真面目に考えなければそれなりに楽しめる。もっとしっかりと伏線を張り巡らせていたり、事件をきっちりと描いていたり、主人公でなければならない理由があったり、家族が人質に取られたことを有効に使えていたら、もっと面白くなったんじゃないかな。しかしアメリカの通勤電車のシステムがよくわからん。いまでも行き先にパンチで穴を開けて座席にはさんでるんですかね。10年乗って顔見知りがたくさんできるのもすごいな。わたしも10年以上電車で通勤していたけど、顔見知りなんてただのひとりもできなかったよ…。