瑞原唯子のひとりごと

シェフは名探偵 第8話


パン屋の話。いやほんと親子ともどもお互いどうして話をしないのか。ここでパ・マルの面々がお節介をしていなければ、ずっと行き違ったままだったじゃん。店長と副店長も対立したままで上手くいかなかったかも。せめてメロンパンを出したくない理由くらい正直に話さないと。どうでもいいけど小倉が初めて有能な実業家に見えた(笑)。ちゃんと専門家チームでマーケティングとかしてたんだね。

ブリオッシュの話。彼女はブリオッシュを渡してどうしたかったんだろう。ブリオッシュにこめたメッセージなんて普通は気付かないよ。気付いたところで連絡先がわからなければ連絡の取りようもないし。ブリオッシュを渡したのは自己満足で、もう彼のことはあきらめようと思っていたのかな。彼のことを想いながらひとり生きていくつもりだったのかな。結果的に生きてて連絡が取れてよかったけど、三舟シェフの「彼女はいまもあなたを待っていますよ」という言葉はちょっと軽率だったような。がんで亡くなっていた可能性も本当に自殺していた可能性もあるんだし。ブリオッシュを渡した時点では生きようという強い意志を持っていてもね。

三舟シェフのお父さん。どんな事情があるのかわからないけどさ…息子が行方知れずのあなたを必死に探していたんだから、息子のことを思うなら一度くらい会ってやるべきなんじゃないかな。いまの暮らしに満足してるから会わないって…別にいまの暮らしをやめろとか言ってるわけじゃないんだぞ。ただ逃げまわっているだけのように思える。


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