瑞原唯子のひとりごと

DEATH NOTE 短編集


DEATH NOTE 短編集 (2021/02/04)。連載終了後に描かれた短編を集めたもの。cキラ編とLの話は読んだことがあって、aキラ編はネーム掲載で読んでて(完成版は初めて)、らくがき4コマと鏡太郎編は初めて読みました。表紙は印刷とか凝っててきれいだし、帯の赤色もいい感じだし、ページ数が多くて内容も読み応えがあってよかったです。

■cキラ編
ニアいわくcheapだからcキラ。死にたがっている老人ばかりを殺して自分なりのキラを気取っているのは、確かにチープだと思うけど、火口と変わりないというのはちょっと言いすぎのような。でもまあ本質はそう変わらないのか。それにしても最後は自分の名前をノートに書いて死ぬとは…ちょっと弱すぎやしませんか。平凡な人間はこうなんですかね。これと比べるとミサは結構すごかったんだなと思えてくる。ライトのためというある意味で信念があったからかな。

■aキラ編
ニアいわくノートをauctionにかけてるからaキラ。デスノートを使わず売買して大金を得ようとする発想が面白いし、その方法も面白い。わくわくしながら読んでました。完全犯罪目前だったのに残念。後出し条件で説明もしてくれないなんてひどいと思うけど、相手は死神だからなぁ。人間の常識で倫理を求めるのが間違っているというか。だからこそ怖い。ニアがちょっと大人になってる。髪は切らなくなっちゃったのかな。人相もだいぶ悪くなっているような…。

■らくがき4コマ
ミサ絡みのが面白かった。Lが気になるのは白い靴下をはくかどうかなんだ…何フェチだよ…。パンツがやたらと気になっているライトもキモいが(笑)。

■L — One Day
天才だから許されるけどそうじゃなければ大変だったよな。まわりが。しかしこんな生活でどうして運動神経がいいのかわからない。何なら体力も筋力も落ちまくってそうなんだけど。描かれていないだけで運動することもあるのかしら。テニスの練習も。

■L — The Wammy's House
ワイミーズハウスに来られてよかったね。いかに天才といえど孤児ひとりではできることに限りがあるし、まずは環境を整えてもらわないと。でもワイミーさんちょっと甘やかしすぎたんじゃ…。

■鏡太郎編
消しゴムなんてまたややこしいものが出てきたな! シャーペンじゃなくボールペンとかで書いてたらどうなるんだろう? 生き返らせることはできない? ボールペンでも何でも消せる? 太郎が警察に説明していることが事実と違っていて「あれっ?」と思ったら、そういうことだったのね。なかなか剛胆じゃないの。しかしノートを持っているのは間違いないんだろうけど、使っているのかどうかはわからない。デスノートの存在が噂レベルということは、ほぼ使っていないか、こっそり上手く使っているというあたりか。ところでこれはキラ以前の時代? キラとは別の世界線?


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